主の前に遜る者となる~IIコリント10:4-6
いよいよオリンピックが始まりました。メダルを目指して世界中の優れた選手が持てる力を出し切るべく調整し、競技に挑んでいく姿は勇ましく映ります。
人生において、いろんな戦いや競争があります。その中でも私たちが注目し、そして勝利していくべき戦いがいくつかあります。
そのひとつは自分の中にある高ぶりとの戦いです。
「私たちは、さまざまの思弁と、神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き、すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ、」とIIコリント10章にあります。主の前に低くされることは神様の知識に逆らって立つ高ぶりを取り除いていくことです。誇る者は主にあって誇れとあるように、神様を知らないプライドや自信は私たちを神様から引き離していく大きな要因となります。
主の思いは私たちの思いよりも高く、深く、広いことを知らなければ、私たちは神様に従順していくということも難しいでしょう。なぜなら神様に従う時にすべての結果や方法を多くの場合は知らないからです。聖書を見る中でもまさにそのような場面が多くあることに気がつくでしょう。
神様の前に謙り、神様の思いに生かされる者とされていきましょう。