聖なる者とされる従順~Iペテロ1:14-16
イエス・キリストの完全な従順によって十字架による死と復活があり、そしてイエス・キリストを救い主として信じる者に救いが与えられるようになりました。聖書にはイエス様のご性質や通られた道のりを示すような雛型として用いられている人物が多く登場します。
その1人にイサクがいます。イサクはアブラハムが長年待ち望んでいた神様から約束されていた子でした。そのイサクをアブラハムに献げるように神様は言われました。この有名な箇所はまさに神様が御子イエスを十字架での死に渡されることの雛型です。イサクはこの時に青年ですから抵抗しようと思えばできたはずです。しかしイサクは完全な従順をこの時に示しました。イエス様が十字架への道のり、そしてその痛みと死に至るまでの従順を示されたことの雛型としての姿がありました。そして聖なる者とされるための従順について聖書は教えています。
私たちは自分に理解できないことについて従うことは抵抗があることも多いと思います。しかし、神様が語られる時にその背後にある私たちの想像を遥かにこえたものがあることを受け止めていくならば目の前の利害だけで進む生き方から主の最善、主の御心を見いだしていくことが出来るようになります。心の目と耳を研ぎ澄ませて神様の御声を聞き分ける者とされていきましょう。