主の道を整える者~ルカ1:15-17
アドベント第2週を迎えました。イエス・キリストの誕生に関する記述について、ルカはバプテスマのヨハネに関する事柄から記していきました。
バプテスマのヨハネの働きは説教を通して人々の罪を明らかにし、神に立ち返らなければならないことを明確に自覚するように導いたことです。そしてそのメッセージにはエリヤの霊の力によってとあるように逆境の中にあっても明確に大切なことを伝え、そして神様の力がそこには現わされていたはずです。そしてその向かうべき先は家族関係の回復、律法に従って歩むことであったことがルカの福音書の記述からは読み取ることが出来ます。
バプテスマのヨハネのメッセージは耳に痛いものだったことと思いますが荒野にいた彼のところに各地から彼の説教を聞き、そして悔い改めのバプテスマを受けるために集まって来ていたことは本当にすごいことです。SNSもインターネットもない時代に自分自身を神様の前に正していくために人々の心が動かされたことは神様の圧倒的な臨在と人々に対する迫りがあったと推測出来ます。このアドベントの季節にあって神様の前に自分自身を正し、悔い改めた心を持って整えられた者とされていきましょう。