心と感情を整える~マタイ15:10-20
イエス様は私たちの口から出ることば、またそのことばの元となる思いをきよめていくように聖書の中で語られています。その元にはきよくない食べ物についての議論があったことが読み取れます。
旧約聖書には食べ物に関する教えも書かれていてそれはかなり細かく食べてはいけない食べ物について言及しています。しかし、イエス様は食べ物自身が口から入る時に体を汚すのではなく、口から出ることばが人を汚すと言われました。食べ物もことばも私たちは習慣化されていく傾向があります。そこに好き嫌いがあったり定期的に見られるものもあるでしょう。私たちの口のことばがどのようなかたちで出てくるか、それは私たちの思いから出てきます。そして思いは私たちの感情から出てきます。感情は様々な状況や環境から来る反応ですが私たちは信仰によってこの感情を制御することができます。
聖書を見ていくとダビデやモーセは絶体絶命のようなところを何度も経験しています。そのような時に当然不安や恐怖を感じます。しかし、それ以上に神様に信頼をおいて信仰に根ざしたことばを彼らは口から出しました。それは空元気や口からでまかせを言っているのではなく、心を奮い立たせ、そしてその信仰から来る神様からの助けを受け取っています。人間的な気遣いではなく信仰の宣言は大きなちからがあります。私たちの信仰、心、感情を整え、そこから来ることばを発していきましょう。主にあって祝福と勝利を得るものとなりましょう。