回復の時~使徒3:20

 回復に向かうプロセスの中にはとても回復していないように見える場面もあります。怪我をして傷口が塞っていったり、骨折して骨がつながっていくプロセスと元通りの機能を取り戻すためのリハビリのプロセスは別々のようであり同時進行することも多いです。

 交通事故で拳の部分を骨折した時に骨がつくよりも早くからリハビリを重ねる必要がありました。拳の部分は可動する方向が多いため固まってしまうと可動域を取り戻すことがより難しくなるからです。そして骨折した状態でのリハビリはプロが状態を確認したうえでするとはいえとても痛いものでした。やっている側も痛いのは承知のうえでできる限りの回復のために施術してくださるのです。骨がついてからもしばらくの間リハビリは継続し少しでも動くように痛みを堪えてリハビリしましたが完全には回復はできませんでした。それでもそのプロセスを痛いからリハビリは嫌だという気持ちで間隔を開けたりしていたとしたら今の回復はなかったでしょう。

 心が痛いこともあります。しかし主は聖書の中で赦すことによって自分が自由にされることの大切さをいろいろな箇所で示しておられます。そしてその回復の先には今まで以上に神様が与えてくださる恵みが宝のように隠されているのです。主に信頼してそれぞれに与えられている信仰の道のりを主と共に歩んでいきましょう。

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