高みに至る道~Iペテロ5:1-6
人生の高みを目指す時にいろいろな考え方や尺度があります。
聖書はこの高みに至る道を互いに遜ること、また模範となることを通して実現していくことが書かれています。さらに高めてくださるのは人間的な方法ではなくちょうど良い時に主が高めてくださると記しています。
ペテロの人生を見る時に漁師として生活していましたがイエス様から声をかけられたことからその人生に大きな変化が起こりました。年長者でもあったり、彼の性格からリーダーシップをとることが増えて来ましたが弟子達と誰が1番偉いのかと小競り合いをしたり、出しゃばってみたりと本当にその姿は私たち人間の姿そのものです。しかし、聖霊のバプテスマを受けてからその関係性に変化が見られるようになってきます。そのプロセスの中でイエス様がペテロに関わられたその方法を見る時の愛の深さと祈り、そしてペテロへの信頼を知ることが出来ます。そのイエス様との関係が土台となって初代教会を力強く建てあげていく中心のひとりとしてのペテロが形作られていきました。
マウントを取り合うのではなく、主がすべてを導いてくださるという信頼の中から生まれる精神的なゆとりを持つ時に私たちの視野を広げ、私たちの人格をよりキリストの満ち満ちた背丈に至るまで成熟へと導いてくださる神様の御手を受け入れる準備につながります。
主に信頼し、主に期待し、主に従っていきましょう。