週報より

「良薬口に苦し」ということばがあります。現代においては飲みやすくオブラードで包んだり、味を変えたりして比較的飲みやすい薬が多いですが本来薬は苦かったり、非常に飲みにくい味のものが多かったことから生まれたことばでしょう。そしてそのことばには苦く本当は飲みたくないものでも飲めばよく効くしすぐに良くなるから飲もうと思うための慰めのことばのように感じます。薬は口では苦くても的確に用いれば体には非常にいいものということが出来ます。では忠告や訓戒など他人から指導を受けたり教育を受けることはどうでしょうか?学校の勉強は楽しいと思えるものもあればいやだと感じるものもあったと思います。そしてその学びを生かし発展させていくことが出来る場合もあれば、無駄に感じてしまうこともあるでしょう。しかし少なくとも持続力や時として忍耐力を身につけることができたはずです。また健全な正論は時として受け入れたくない時がありますがベストを尽くしていこうとする姿勢を持つ時、それは結果を伴います。実力の90%しか出さずに一年過ごす人と101%でがんばろうとする人と1年後の成長には大きな開きが生じていることでしょう。自分に都合のいいように楽な道ばかり歩むのと、多少困難を感じても努力する人の差です。結果に大きな開きはありますがどちらにしても時間はすべての人に平等に与えられています。賢く時間を管理し、成熟し、よりリラックスし、より充実した歩みが出来るよう祈り進みましょう。

Follow me!