躓き合戦をしないためには~週報より~
道徳の規準や常識の基準、文化の差など国際社会になっている私たちの身の回りには多くの違いのある人達が溢れています。
国が同じでも地域が違えば価値観は異なるようにそういった違いを指さし合う生き方から認め合う生き方や共通点を探す生き方を身につける必要がある時代に私たちは生かされていると思います。
ローマ人への手紙14章後半は他人に躓きを与えないようにすること、
裁き合うことをしないようにすることまたその上で自分の持っている信仰を神の前に保つことを教えています。
全く逆の常識や文化がある今の時代において、すべての文化に合わせて同じ時間空間で多種多様な人達の中で振る舞うことは不可能です。
しかしそういった中で嵐に翻弄される葉っぱのような行き先の見えない歩みではなく、
自分の信仰の価値観をしっかりと持って相手と接することの大切さ、
そしてお互いの違いを尊重する生き方、違いがあっても人間関係を壊さない生き方が非常に大切です。
躓きの石を相手の前に置かない配慮は必要です。
すべての人と平和を保つようにと聖書は教えています。
意図的に嫌がらせで置いたのではなくても、躓く人は必ず出てきます。
そういった時に大切なのは相互の成熟と理解し合う心です。
どちらかが一方的では健全な関係はなかなか作れないものです。
しかし相手が変われば自分も合わせるというだけでは平行線はいつまで経っても平行線です。
イエス様は天の栄光を捨てて私たちのところに来て下さいました。
私たちも相手を理解していこうとする心を持ってしっかりと自分を保ちつつ、配慮の出来る成熟した器として整えられていきましょう!