信仰の与えるもの~週報より~

信仰ということばを聞いてそれぞれ持つイメージは異なると思います。

宗教臭いというイメージを持つ方もいれば崇高なイメージを持つ方もおられるでしょうし、

意味のないものという感覚の方もいれば力強いと感じる方もおられます。

聖書は信仰は喜びと平和を持って満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせて下さるようにというパウロの残したことばにあるように信仰とは喜びや愛、平和や希望に満ちたものであると教えています。

それは決して消極的なものではなく、むしろ非常に積極的です。

イエス・キリストにある救いや希望は言い伝えや伝説、

空想や嘘や噂などとは違います。

そういったレベルの事柄に命をかける人はそうそういないでしょう。

初代教会は迫害の中で多くの殉教者が起こりました。

その結果衰退するのではなくかえってクリスチャンになる人達は増え続け、

歴史的事実としてローマはキリスト教を国教としました。

ただの狂信的な信仰ではこうはならないでしょう。

信仰が与える希望は状況に左右されません。

それは周囲に影響を与え、造りかえる力があります。

そこには希望がありその先には平和があります。

一時的に艱難を通ったとしても、

天国にある喜びと平安に目を向ける時に地上での多少の不条理や時には迫害にも屈することのない信仰へと成熟していくことが出来ます。

信仰はファッションのうように移り変わるものではなく成熟し、輝きを増していくものです。

キリストのように成熟した信仰の高みを目指して日々の生活の中にある小さな喜び、

小さな平安にもっともっと感謝し、神様が与えて下さっている恵みを発見していきましょう。

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