真実な相互関係~週報より~

人生において悩みの大きな原因のひとつに人間関係があります。

学校でも職場でも地域でも人間関係の善し悪しが実際の内容以上の価値や意味を持つことも少なくありません。

よりよい人間関係を創ることは相性やフィーリングといった部分も要素としては大切ですがそれ以上に大切なのは継続していく接し方です。

テトスの手紙において敵対する人に対しても非難されることのない健全なことばを用いるようにという箇所があります。

損得や上下で成り立ちやすい社会の中で自分が上だと思ったら急に上から目線の物言いをしたりされたりしたことはありませんか?

その立場は決して普遍的なものではなく逆の立場にいつなるか分からないものです。

そういった相手が不利な立場の時にこそ誠実ですべての人を自分よりも優れたものだと思いなさいという聖書のことばを思い出すべきです。

また避難される側の時にもただ腹を立てるのではなく思慮深く、

そして真実を現していくべきです。

人間が創る上下関係ほど人を高ぶらせたり、

また卑屈にさせるものはありません。

私たちはすべての人間関係において天国の価値観を持って関係を築くように努めるべきです。

神様は私を愛しているように相手も愛していると認識した上で暴言を吐けるでしょうか?

それはイエス様の愛に対して反抗しているように感じないでしょうか?

私たちは振り上げた拳をおろすものではなく相手に手を差し伸べ支え合うものになるべきです。

感情がついていかない時こそ祈りの手を神様にむかってあげるべきです。

主が私たちの心を変えてくださるように、

そして相手の心も変えてくださるように、

主が私たちの持つすべての人間関係において平和と和解を与えて下さいますように

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