歴史が転換する時~ルカ2:1-5
イエス・キリストの誕生に向かって旧約聖書の中では神、罪、救いという柱が明確にされました。しかし最後の救いに至るために必要なことはイエス様の誕生、十字架、復活と歴史の中で起こった出来事を自分自身の救いと関係があることと認識してイエス・キリストを自分の救い主として信じるというところまでつなげていくことです。イエス様の誕生はローマ帝国の歴史の中で実際に起こったことです。天才政治家として活動していたオクタヴィアヌスは領土が拡大していき元老院性では頻発する問題に対処仕切れなくなっていたタイミングで元老院の権限を自分自身に集約していきました。その結果初代ローマ皇帝となりアウグストゥスという称号を元老院から与えられました。その意味は尊厳ある者という意味です。それだけ彼の政治手腕は力強いものでした。徴税や道路整備、ローマの街の開発などその働きは多岐に渡ります。そんな激動の時代の中、徴税制作の一環として行われた住民登録の出来事の中でイエス様の誕生はひっそりとベツレヘムで起こりました。しかし現代で世界中でメリークリスマスとイエス様の誕生を祝うことばが響き渡るようになりました。当時の人には考えられないことが今起こっているのです。イエス様のいのちの輝きが世界を照らし、ひとりでも多くの方がその救いを受け入れ、歴史が転換したように人生が転換することを心から願います。