救い主の誕生~ルカ2:6-12

クリスマスおめでとうございます。イエス・キリストが私たちの救い主として誕生してくださったことを祝う日です。私たちはこの喜びの時をどのような位置づけで迎えているでしょうか?イエス様がお生まれになった夜、羊の番をしていた羊飼い達に天使が現れて救い主の誕生について語りました。その中でこれから羊飼い達が街まで行かないと分からないことをしるしとして示しました。羊飼い達は救い主の誕生をベツレヘムに行き、探し、見いだすという行動を自分達で起こす必要があることをもってしるしとする天使の語った事柄をそのまま受け止めてそのようにしました。私たちの信仰の応答もこの羊飼いのように聞き、信じ、行動し、見いだすというサイクルに入ることがとても大切です。いやしや奇蹟という領域の事柄もこのサイクルはとても大切です。イエス様が多くの人々に対して癒しや奇蹟をなさりましたがその中に受ける側の応答というものが見られます。病気の人に向かって癒されたいですか?といった問いかけをされているのです。「見たら分かるでしょう?!」と怒る人もいるかも知れません。でも一番の問題はその問題と共依存関係になっておりそこから変わりたくないという心の歪みです。「どうせ」という思いです。でも「どうせ」というキーワードは本当はそうでないほうがいいという思いの裏返しです。しかしその痛みと繋がりが不健康なかたちで持たれていると信仰が働かなくなります。その悪循環から私たちはまず救われる必要があります。主の前に健康な心で素直に従える者となっていきましょう。

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