主の愛を知り主の愛に生かされる~Iコリント13:8-13
私たちの信仰の成熟の過程においてその時ベストだと思っていても過去を振り返るならば「今ならもっとよく出来たかも知れない」と思うこともあるでしょう。そのようなプロセスは誰しも通るところです。大切なのは今の自分の信仰のベストを尽くしていくことです。
Iコリント13章には鏡にぼんやり映るものを見ているという事が書かれています。現代の鏡ははっきり見えるので分かりにくい表現ですが昔の鏡は歪んで見えたり明瞭な状態で見ることは出来ないものでした。しかし主が訪れる時にはっきりと分かるようになるということが書かれています。時として的外れに思えたりすることを私たちはしてしまったり、結果的に反省することがあるでしょう。
しかしいつまでも残るものは信仰と希望と愛です。とあるように主に信頼することが信仰であり、主にあって希望を持つこと、諦めないこと、また主の愛によって造りかえられていくプロセスにまず自分を置いていく時に私たちは前に進むことが出来ます。主の愛は私たちの罪も失敗も覆ってあまりあるものです。
主に信頼しましょう。主は私たちに期待し、聖霊様を助け手として送ってくださいました。初代教会のはじまりは弟子達の失敗を覆ってあまりあるスタートでした。その後ももちろんいろいろな困難を通りました。でも共に主を見上げ、信頼し、諦めなかったからこそ前進していくことが出来、その実を私たちの時代でも多く見ることが出来ます。主の愛によって満たされ、主の愛によって仕え合い、主の愛によって前進していきましょう。