ひとつの群れとなる~ヨハネ10:16
イエス・キリストはご自身のことを良い羊飼いとして例えて教えられました。良い羊飼いとは羊に危険が迫った時に文字通り命懸けで羊を守るような存在です。雇われている羊飼いは危険が迫ると羊をおいて逃げ出してしまいます。しかしイエス様は羊を命を懸けて守られるお方です。そしてご自身を十字架に至るまで私たちのために献げ尽くしてくださいました。
そして神様のご計画は十字架の贖いだけではなく、死からの復活によって成し遂げられました。そして歴史の中で様々な政治的な力や軍事的な力を遙かに超えた神様のご計画の中で異邦人にまで福音が届けられました。イスラエルの民を中心に旧約聖書は書かれ、その中で神、罪、救いという聖書の土台が明らかにされていきました。そして新約に入って救いが定義から実際のものとして与えられ、その中に異邦人も含まれていくということが起こりました。しかし、その過程の中には多くの文化的葛藤がありました。律法に慣れ親しんできたユダヤ人にとって異邦人の文化はすべて受け入れることが困難だったからです。その葛藤を信仰によって初代教会は乗り越えて国々に福音が伝えられていくことになりました。
今、主のご計画の中でひとつとされていく時代に生かされている私たちひとりひとりの心と信仰を主は引き延ばされ、より神様の御心を理解し、そして御心に生かされ、行動する者と整えてくださっています。さらにみことばを深く理解し、主の御心を知り、生かされる者と変えられていきましょう。