いのちの光を解き放つ信仰~ピリピ2:13-16

 神様がすべてのことを働かせて益としてくださる。とか御心のままに私たちのうちに働いて志を立てさせてくださるというみことば聖書には多く出てきます。それだけを抜き出すと自動的に私たちがなにもしなくてもすべてのことが完成していくように勘違いしてしまうこともあると思います。

 しかし、そういった聖書箇所の前後や文脈を見ていくと私たちが信じて従うことや、すべてのことをつぶやかず疑わずに行いなさいなど私たちの側からの信仰の応答についても明確に記されています。私たちが神様からの恵み、約束、祝福を注がれている中におかれていて、いのちのみことばを知っているならばそれを知るだけではなく、みことばを握って実践していく信仰によるアクションを起こしていくことがとても大切です。

 そこには忍耐や努力があります。そして聖書の約束はその先には私たちを世の光としてキリストにあるいのちを輝かせてくださる神様の御業があることが記されています。特に困難や試練のただ中にある時にこそみことばにとどまり、そしてみことばに生きる者とされていきましょう。そのような信仰の歩みの中でこそ荒野の中で主がイスラエルの民とより近くおられたように主の助けと導きを実感することが出来ます。日々主によって歩み、主にあって生かされ、主にあっていのちの光を解き放っていきましょう。

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