～人生やり直しがきく～

新しい年が始まりました。私たちがこの節目にどのような計画を持ち、どのような抱負を抱いてスタートできるかはこの１年を過ごす上でとっても大切なことだと思います。そのためには何が大切で何を計画するかが重要になると思います。

受験を控えておられる方は、実力をいかんなく発揮するためには日々をどう過ごすかを真剣に考えることでしょう。みんな息切れすることなく、最後まで集中して悔いのない日々を過ごしていただきたいと思います。

また、部活で野球やサッカー、卓球やバスケットボールその他に取り組んでおられる子供たちも、それぞれの目標を立てて、最大の努力をして自分の立てたゴールに向かって、邁進して行かれることだと思います。

人が成長するためには、何事でも目標を立てて、それに向かって努力することはとっても大切なことだと思います。聖書には次のような言葉があります。

幻がなければ、民はほしいままにふるまう。しかし律法を守る者は幸いである。箴言２９：１８

つまり、「人ははっきりした目標がなければ、だらだら過ごし有意義な人生を送ることができない。」という事だと思います。年の初めにはっきりした目標を立てて、皆それに　向かって最大限の努力をしていただきたいと思います。

努力して目標の学校に入学すること、野球やサッカーその他のスポーツで忍耐と鍛錬を重ねて大会でより良い成績を収めることは素晴らしいことですが、それが人生の終局的な目標にはなりえません。

人生は、大学に入って、社会人になって素晴らしい仕事ができても、また能力が認められてプロの選手になれたとしても、人生のゴールはまだまだ先にあるのです。それでは、人生における究極的な目標はどこにあるのでしょうか。

たとえ自分で悔いのない人生だと満足できたとしても、人から称賛されるような人生であっても、私たちの人生は自分で評価できるのではなく、また周りの人が評価するわけでもありません。私たちは皆、神の裁きの前に立って、私たちが生前行ったすべての行いにおいて、神の裁きを受けるのです。

そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、・・・ヘブル９：２７

なぜなら、私たちはみな、キリストのさばきの座に現われて、善であれ悪であれ、各自その肉体にあってした行為に応じて報いを受けることになるからです。Ⅱコリント５：１０

ただ、神様は私たちがこれまで行ってきた悪い行いを悔い改めて、新しい生き方を始めたいと切に願うならば、今まで行ったすべての悪を帳消しにして、再スタートできるようにしてくださいました。

私たちに救いの道を開くために、神は救い主イエス様を送って下さいました。創造主なる神を信じ、神の前に罪を悔い改めるならば、神はすべてを新しくしてくださいます。

あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。行ないによるのではありません。だれも誇ることのないためです。エペソ２：８～９

だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。Ⅱコリント５：１７