幸せな人生への歩み
~感謝が脳に「緑の森」をつくる~
先日ユーチューブで、脳科学者でクリスチャンのキャロライン・リーフ師のお話を聞きました。彼女は『脳を造り変えるみ言葉の力』という題で話されていたのですが、私にとってはかなり専門的な難しいお話だったので、私がわかる範囲で教えられたことをお伝えしたいと思います。
彼女によると、精神的・身体的・感情的な病は87~95%思考から来る。したがって、私たちの何気ない考え、すなわち無意識のうちに考えることが記憶を構築して、それによって健康にも病気にも、あるいは幸せにも不幸にもなるということでした。
脳の神経細胞は木のように枝を伸ばし増えていくことから、科学者たちは「思考の魔法の木」と呼んでいるそうです。思考は脳の中で広がり、その思考が記憶となり、それが構築されて木ができて森の様になっていくというのです。
元々、神の似姿に造られた私たちの脳は『緑の森』の様になっていて、私たちの思考を作るプロセスはポジティブの方向で造られているそうですが、私たちには自由意志が与えられているので、その自由意思によって、私たちが否定的なこと、怒り、虐待、イライラ、フラストレーション、否定的な感情にしがみついていると、どんどん否定的な思考が構築されて脳の中に『黒い枯れ木の森』ができてしまいます。
すなわち、私たちの内に嫌なこと、恐怖、不安、否定的な感情が起こったとき、脳に否定的な感情を生み出す化学物質がないので、それに近い化学物質を大量に分泌します。すると、脳のバランスが崩れて脳が炎症を起こすというのです。
それで、鬱になったり、また身体に悪影響を及ぼし、心臓や免疫システムなどの様々な病が現れるようになります。したがって、思考を制御しないと薬も効かないということです。
一方、人間は元々肯定的なもののために造られたので、『肯定的情報』が入ると化学物質が分泌され、化学反応が起こり緑の枝が育ち、枝には記憶があるので、繋がってネットワークとなって「思考」が形成され、『緑の森』になるのです。
すると、心に平安や喜びがわいて、幸せになり、健康になる。したがって、聖書は次のように勧めます。
最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい。ピリピ4:8
そして、私たちが『黒い枯れ木の森』を作らないためには、常に感謝をする事であり、彼女は5つの感謝なことを作っていて、常に心に思い出しているということでした。それから私も、5つの感謝を作り、時々意識してそれを思うようにしています。
また、「思考」は電気的な流れで、遺伝子レベルに電流となって流れ、思考が遺伝子の良い物や悪い物を活性化する方向で働くそうです。
私たちは無意識化に何十億もの木が森のようになっていて緑の木と黒い木が混在しているので、悪影響を及ぼす黒い木を溶かすためには、神のみ言葉を読み、み言葉を語るとオキシドチンとセロトニンが増え、黒い木が解かされということでした。
いつまでも健康で幸せな人生のために、前向きな思考を持ち、聖書のみ言葉を思うように心掛けましょう。そうすると、『黒い森』が解かされ、『緑の森』に変えられていきます。
この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。ローマ12:1~2
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