SDGs「持続可能な開発目標」について
~神様が創られた地球を守るために~
神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。
創世記1:31
神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように」
創世記1:26
私たち人間にとって100%素晴らしい形で地球を創って下さり、人間に地球のすべての管理を任して下さったのに、人間のエゴによってどんどん地球が破壊されていっています。そこで、今一度地球の環境破壊をくい止め、暮らしやすい社会の改革のために、立ち止まって一人一人ができることを考えてみましょう。
さて、SDGsが2015年9月国連で、2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための国際目標として採択されました。それは、17の目標と169のターゲットから構成され、『貧困や飢餓』、『環境問題』など、地球が抱える課題の解決を目指しております。
『貧困と飢餓』に関しては、私たちはクリスチャンになって以来飢餓の働きに積極的に協力し、世界中の飢餓で苦しむ人々のために、募金活動を長年続けて参りました。
そこで、今回は喫緊の課題・気候変動対策について、考えてみたいと思います。近年地球温暖化が進み様々な問題を引き起こしています。
私たちの小さい頃は、随分前6~70年前のことですが、気温が30℃を超えるというのは、そんなに頻繁にはなかったように思います。それが、近年は6月でも35℃から40℃近くの気温が続き、急激な温暖化に驚かされています。
例えば、温暖化によって海水温が上昇すれば海中の生態系に変化が生じます。そして、日本近海で取れていた魚が徐々に北の方に移動しており、近年はブリやサワラ等の分布域が北上しており、特にブリは北海道での漁獲量が増加しているということです。一方、北海道で獲れていたサケの漁獲量は減る傾向にあり、将来的には日本近海では獲れないようになる方向にあるということで心配です。
さて、地球温暖化の主な原因は、人間活動によって排出される温室効果ガスの増加であるとされています。
そして、2022年度の家庭部門からのエネルギー起源・CO₂の排出量を燃料種別に見ると、電力消費に由来する排出が最も多く、全体の69%を占めているということでした。
さらに、用途別に見ると、照明・家電製品等に由来する排出が48%と最も多く、次いで、給湯用、暖房用となっているということです。
そこで、教会では冷暖房による電気の消費量を減らすために、遮熱カーテンを2重にしています。そして、2階の自宅ではさらに外側に向け銀色のシェードを垂らして、熱を反射させて室温が上がらないようにしています。また、シェードは裏が黒になっているので、冬はそれを逆にして部屋の熱が逃げないようにしています。そして、エアコンの室外機にはそれぞれ、夏場は遮熱パネルをつけて、電力消費を少しでも少なくしようと頑張っています。
また、家電等の待機電力もかなり大きな電力を使用するそうなので、なるべく使用時以外は電源を切って、無駄な電力を消費しないように心がけています。
先日、妻がテレビからの情報として、次のようなことを話していました。日中のアスファルトからの輻射熱は60℃もあるそうで、東京では歩道をタイル張りにして熱を逃がし、車道は白い遮熱液を塗って高温になるのを防いでいるということでした。
大切なことは、私達一人一人の小さな努力によって地球温暖化を鎮めたりすることが可能だと思いますので、共にできることから始めて参りましょう。
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