『世界食料デー』について知ろう

公開済み 10月 4, 2026 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ 自分の生活を見直すことから始めて ~

小学校の出前授業で、「皆さんは『世界食料デー』を知っていますか?」と聞いても、まず誰も知りません。「それでは『世界食料デー』という言葉を聞いたことはありますか?」と聞いても、聞いたことはあると答えた人もいません。

それほど、まだまだ浸透していないのが現状です。私たちは1998年から『世界食料デー鹿児島大会』を毎年開催し、また出前授業等でも宣伝してきましたが、なかなか知ってもらえていない状況です。

それでは、『世界食料デー』とは何でしょうか?日本国際飢餓対策機構・ハンガーゼロは次のように説明しています。

「世界の食糧問題を考える日として1981年に国連が制定した日、それが10月16日『世界食料デー』です。世界の一人一人が協力し合い、世界に広がる栄養不良、飢餓、貧困を解決していくことを目的としています。この日をきっかけに世界に目を向け、自分自身の生活を見直す人が増えていくことが『世界食料デー』の願いです。」

すなわち、世界中で気候変動や戦争・紛争等で、食べる物が手に入らずに、飢餓状態にいる人たちのことを考えて、お互いが助け合い、支え合いましょうという運動なのです。

『世界食料デー』のきっかけは、1970年代にアフリカ・エチオピアを中心に飢饉で食べ物がなくて飢餓のゆえに100万人が亡くなるという大惨事が起きました。しかし一方、日本など世界の裕福な国々では、豊かな生活をしており、大量の食料が無駄に廃棄されるという現状がありました。

その当時は飢餓でガリガリにやせ細った子供たちがよくテレビなどのメディアの映像で流されて、世界の多くの人々がその惨状を目にして、何とか助けてあげられないものかと思いながらも、具体的にはなすすべがなく、可哀そうで終わっていました。

それで、1979年に国連食糧農業機関で話し合われて、1981年に10月16日を世界食料デーと決めて、飢餓で苦しむ人々に目を向けて、助け合い、支え合う社会の実現を目指してスタートしました。

私たちはその一端を担うべく、「世界食料デー鹿児島大会」を開催し、現地報告や支援状況等を伝え、世界の飢餓や貧困の中におられる方々のために募金活動を行い、飢餓で苦しみ、亡くなる方々がいなくなるように活動してきました。

私たちが大会をスタートした1998年は、世界の飢餓人口は14億人ほどでしたが、今はその半分の7億人ほどに減ってきました。しかし、いまだに飢餓に直面しておられる方が7億人ほどおられ、そして必要な栄養を摂ることができずに、元気に過ごすことができない人々が26億人ほどおられるのが世界の現状なのです。

私たちが出前授業で子供たちにお話しすると、その日から給食の残食が激減すると、先生たちに教えられ、子供たちが身近な世界の事から世界の環境のことまで視野が広がり、飢餓の人々を思いやることができるようになったことを感謝しております。

まず、今年の『世界食料デー』を契機に、自分の生活を見直すことから始めていただき、志のある方は飢餓募金のご協力をお願いします。

私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。「この人は散らして、貧しい人々に与えた。その義は永遠にとどまる。」と書いてあるとおりです。Ⅱコリント9:6~9

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