マルコの福音書6章45-56節より
2020年7月19日主日礼拝メッセージ
5千人の給食の奇蹟の後、イエスは祈るために山へ、弟子たちは舟で湖へと漕ぎ出しました。
私たちは神の奇跡のただ中から、日常へと戻っていかねばなりません。そこで、さまざまな問題や試練に遭遇します。
けれども、イエスと離れて、私たちだけでそれらに立ち向かうのではありません。イエスは弟子たちが向かい風のために船を漕ぐのに苦労しているのをご覧になっているのです。イエスはあなたをいつも見て、知っておられます。
「わたしはある」とおっしゃる永遠の存在なるお方を受け入れるなら、あらゆる恐れは取り去られます。
真っ暗な嵐の中でひとりぼっちに思える時も、イエスはあなたのすぐそばにおられます。問題は私たちの心が鈍くなって、心の目が閉ざされて、イエスがおられることを信じられないことです。
神の奇蹟が行われる山の上、荒野から救い出される神を体験して、山を下って、嵐の海で、信仰をもって神の力を知り、神の存在を離れずに生きていきましょう。
キリストが十字架で命を与えるパンとして割かれ、信じる者はキリストの命と一つとされました。キリストはいつもあなたのそばにおられます。いかなる力もあなたとキリストの愛から引き離すことはできません。その時、嵐はやみ、混乱は平和に変わります。