マルコの福音書8章35-9章1節より
2020年10月11日主日礼拝メッセージ
今ほど物質的に豊かな時代はありません。しかし、今ほど心が貧しい時代もないのかも知れません。人々はつながりと愛を求めています。
どう生きるべきか。その答えは人間の内にはありません。その答えは私たち人間を愛して命をお与えになった神様だけがご存知です。
命は人間のものではなく、神様とそのひとり子であるキリストの内にあります。このキリストが十字架の死と復活により罪と死に打ち勝ったことを信じる者はまことの永遠の命を与えられます。闇から光、死から命に移されます。
人間は生きていて、やがて死ぬのではないのです。アダムの堕落によりすべての人は死んでおり、しかしキリストを信じる者はまことに生きる者とされるのです。
自分の命を愛して自分のためだけに生きることは、人間の本来の生き方ではありません。
今は罪と悪が溢れており邪悪な時代と聖書は言います。今だけを自己中心に罪の中を生きるなら、やがて来る永遠の刑罰である滅びが待っています。しかしキリストを信じる者は今ではなく、やがて来る永遠のために今を生きることができるのです。
たとえ、キリストに従うために、命を失うことがあっても、そのものは永遠に生き続けます。キリストの言葉に従う者は真理を知り、自由が与えられます。
それはこの世の罪の奴隷として生きる自由ではなく、信仰により、いかなる状況になろうとも神様を信じて感謝して喜び生きる自由です。
恐れることは何もありません。永遠にキリストがあなたと共におられます。