マルコの福音書6章7-13節より
2020年6月21日主日礼拝メッセージ
イエスは12弟子たちを選んだあと、二人ずつ福音宣教(キリストの救い)と力あるわざを行うために派遣されます。
弟子たちは身軽で出かけるように言われ、物質や自分の働きに頼らない、神さまの力と備えを体験します(ルカ22:35-36)。
私たちはたくさんの物質に囲まれています。何でも日本人の所持品の平均数は一万個だそうです。富や物質に頼るなら最も大切な霊的な命を見失う危険があります。聖書には財産や武器、人間、自分の正しさは信頼すべきものではないとあります。まことに信頼すべきは万物を治め、あなたに永遠の命を与える、父なる神の御名なのです。
人が本当に求めるのは物による豊かさではなく、愛される関係に生きる霊的なことです。この世にあるものをいくら手に入れても、あなたを満たす愛と命を得ることはできません。
人生の主人公はあなたではなく、あなたを創造された父なる神なのです。
神は聖さ・正しさ、愛のご性質をお持ちです。その中の愛こそが一人子であるキリストをあなたの罪のために十字架に捧げられました(ローマ5:6-8)。
このキリストの愛、十字架の死と復活を伝えることが宣教です。あなたの配るトラクト一枚、笑顔のあいさつ、あなたがキリストと出会ったことを話すことが宣教なのです。
神を知らず、むなしく希望が持てない方があなたを必要としています。神様はあなたを必要としています。