お嫁さんの日(7月第2日曜日)
~嫁さんの尊敬するところを見つけた!~
著:佐多多視子 牧師夫人
今年もまた、私が決めたお嫁さんの日が近づいてきました。神様が長男と次男とに素敵なお嫁さん方を与えてくださったことに感謝しております。
次男のお嫁さんは小学2年生、幼稚園年長さん、2歳の子供のお母さんです。次男の仕事の関係で次男の帰りが遅かったりするので、子育ては大変でしょう。
私の上の妹が「お宅の次男のM君家から年賀状が来ないんだけど・・・」というので、「子供が3人になって、てんてこ舞いなんだと思うよ」と答えましたら、二人の息子を育ててきた妹は思い当たることがあるようで、近所に住んでいる孫娘3人が遊びに来た時のことを思い出したようです。
「こちらをやっと片付けたと思ったら、あちらで散らかしてるし、泣いている子をあやしていると向こうでけんかしているし、そうそう2人より3人は大変大変」と言っていました。
3月末に次男に成田空港で会った時、スマホで孫たちを写したのを見せてもらい、そのうち2人は花粉症用の眼鏡をかけていました。眼科にも通っているんだと思い、お嫁さんの仕事がまた一つ増えたんだと思いました。3人の子供を連れて夏休みに帰ってくるのも大変でしょう。
長男のお嫁さんは中学1年生、小学5年生、年長さんの子供のお母さんです。子育ての大変さなどもよく話してくれます。少しでも荷が軽くなるようにと思って、うちの子供たちや出会った子供さんたちの話をして、不安を取り除きたいと思ってきました。少しは役に立っている様で良かったです。
この前の夏休みに「次の春休みに久しぶりに長男宅に行きたいねぇ」と言ったら、お嫁さんの顔が少し曇りました。あれ?どうしたのかしら、いつも喜んでくれるのにと思っていたら、訪れてみてこれかしらと思いました。これまでなかった食器乾燥機がありました。私から「私の時代はこんなのなかったのよね。今の人は楽して贅沢して良いわねぇ」とか嫌味を言われたらどうしようと思ったのでしょうね。
食器を洗う頃になると、手にクリームを塗って薄いビニールの手袋をし、こちらの方をチラチラ見ているので「どうしたの?」と聞くと「食器洗剤にまけてしまって、洗剤を使う時はこれをするのですが、どうも手が痒くて・・・」と答えました。それで、気を使わないように明るく「あ~、それで食器乾燥機を買ったのね~。良かったわねぇ」というとほっとした顔をしていました。
私に何を言われるか解らないのに、家に招く事を嫌がらないで一生懸命もてなしてくれて、またお嫁さんの尊敬するところを一つ見つけました。
しっかりした妻をだれが見つけることができよう。彼女の値うちは真珠よりもはるかに尊い。夫の心は彼女を信頼し、彼は「収益」に欠けることがない。箴言31:10~11
彼女は力と気品を身につけ、ほほえみながら後の日を待つ。彼女は口を開いて知恵深く語り、その舌には恵みのおしえがある。箴言31:25~26
No Response to “お嫁さんの日(7月第2日曜日)”