～ 天国への扉が開かれた ～

いよいよ楽しい楽しいクリスマスを迎えます。クリスマスに向かって世界中様々なところで、イルミネーションが夜空を照らし、クリスマスツリーが飾られ、クリスマスイブには美味しいケーキを食べて、クリスマスプレゼントをもらえたりします。

世界中がお祝いするクリスマスですが、そもそもクリスマスって何でしょうか？なぜケーキを食べたり、プレゼントを貰ったりするのでしょうか？

以前、教会の子供クリスマスで「クリスマスって何か知ってる？」と聞いたら、大声で「イエス・キリストの誕生日」って答えてくれました。そう、イエス様が生まれた事を祝う日です。それでは、どうしてそれがそんなにめでたいのでしょうか。

何故、クリスマスを世界中で喜ぶのかと言うと、イエス様の誕生によって、すべての人に対する天国への扉が開かれたからです。

私たち人間は他の動物と違って、最初から霊的な存在として造られました。人間は猿から進化したのではありません。猿に似た人がいても、まったく違う存在です。猿は何千年先も人間にはなりえません。進化論はあくまでも仮説であって、証明はできていません。

それで、他の動物たち、羊や山羊、牛や豚などは死んだら何にも残りません。しかし、人間だけは死んでも霊と魂が残るのです。死んでも肉体が亡くなるだけで、私たちは生きています。

そうしたら、人間死んだ後どうなるのでしょうか？聖書は次のように教えています。

そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように・・・。へブル9：２７

　つまり、人はみな死んだら天国と地獄に分けられるのです。しかし、人は皆神によって造られたのに、神から離れて自分勝手に生きて、罪を犯してきました。

それは、次のように書いてあるとおりです。「義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。善を行う人はいない。ひとりもいない。」ローマ３：１０～１２

残念ながら、神の基準によれば、神の前で罪を犯していない人は誰もいないのです。それゆえ自分の行いによって天国に行ける人は誰もいません。そこで、神さまは人々の罪を清算し、天国への道を開くために、イエス様を救い主として、この世に送って下さったのです。イエス様は救い主として私たちの罪を自らが負って、私達が天国へ行けるように道を開いて下さいました。それゆえ、世界中でそのご降誕を喜ぶのです。

　自分の罪を悔い改めて、イエス・キリストを信じるならば、どんな人でも神の御国に入れるように招いてくださいます。日本ではやくざだった人が沢山救われて、牧師になっています。

しかし、最後まで信じないでイエス様を拒否するならば、それは自分の責任になります。人はイエスを信じる信仰によって救われるからです。

　すなわち、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、それはすべての信じる人に与えられ、何の差別もありません。すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。ローマ３：２２～２４

　本当に信じるだけで、救われるのですか？どんな悪いことをした人でもですか？そうです、信じた後に神さまが働いて、内側から造り替えて徐々に良い人に変えて下さいます。

 　罪の奴隷であった時は、あなたがたは義については、自由にふるまっていました。その当時、今ではあなたがたが恥じているそのようなものから、何か良い実を得たでしょうか。それらのものの行き着く所は死です。しかし今は、罪から解放されて神の奴隷となり、聖潔に至る実を得たのです。その行き着く所は永遠のいのちです。罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。ローマ６：２０～２３