「乳癌を体験してー術後2年目」
(CT検査について)
(私はこうして痩せました。) 佐多多視子
私が体験したCT検査についてお話しします。入院前と放射線治療の前に検査があって、今回が3回目です。検査部位は、私の場合は胸部と腹部ですが、他にも頭部・頸部・骨盤部分の検査などがあるようです。よくTVで、筒状の中に患者さんがベッドに寝たまま入っていく映像を見ますが、あれです。これで、断層像(輪切り)をコンピューターで作成し、症状・疾患を詳しく診断します。
今回ちょっと気持ちの余裕があったので、筒の大きさ、ベッドの幅などを測定させていただきました。筒の直径は67、5センチ、ベッドの幅は45センチでした。ベッドの位置が低かったので、どういう風になるのだろうと思っていましたが、昇り降りがしやすいように低くしてありました。
身体には金属製の物やプラスチック製の物は付けていてはいけないので、私は胸当てをマジックテープ使用の物にして、その上に病衣を着けていたのでOKでした。腕は頭の上に置くので、腕時計は付けていても良いです。ベッドに横になると腹部にバスタオルをかぶせて下さいました。スカートには鍵ホック(金属製)がついているので「腿の所まで降ろしてください。」と言われました。ベッドがウィーンと上がって筒の中に入っていき、「大きく息を吸って~、止めて~」と指示があります。10秒ぐらい息を止めています。そして、筒から出てきながら「はい、楽にしてください。」と言われて終わりです。たった、これだけなので怖がらなくて良いです。
MRIの場合は筒の長さが長くて、頭から足まですっぽり入りますが、CT検査の筒の奥行は数10センチです。
ベッドに横になりながら、お相撲さんは右か左に転がってしまわないかしら、そもそも、この筒の中を通れるのだろうかと余計なことを思っていました。いろいろな装置(機械)に会う度に、誰がこんなすごい物を作ったんだろうと思います。でも、ノーベル賞とか戴くわけではないのですよね。心の中で、いつも「ありがとう、神様。ありがとうございます。」と言っています。
さて、皆さんはどうして痩せたのかをお聞きになりたいと思いますので!今回はどんな運動をしたのかをお話しします。食生活に関しては、またの機会にお話しします。
1昨年11月22日、採血結果のコレステロール値が高いことを長男が気にして、「お母さんは運動が足りないんだよ。」と言っていたので、入院中から何の運動をしようかと思案していました。
今さら、この運動をすると決め、コーチをお願いしユニホームや道具を購入して、週に何度か出かけて…をしないといけないのは、私の性分に合わないと思いました。昔から要領の良い私は、お金もかからなくて、移動もしなくて良く、時間もかからないのはないかと考えて「腿上げ」をすることにしました。
その場で、いつでもできるのでバッチグーです。足踏みの時、膝を体につくぐらいの感じで(実際はつかない)1日120回、これを3度に分けて1度に40回します。腕はリンパ節を切開した人は手を前後に振るのは良くないと聞いていたので、手は腰に当てて、私は「こどもさんびか」を歌いながらします。これで、1ヶ月1kgずつ5カ月で5kg、その後は1カ月500gずつ減って基準値に達しました。運動はこれだけです。
10月25日付の新聞でKクリニックの先生が乳癌手術の後は、足踏みやラジオ体操が良いと言っていましたので、これで良かったのだと思いました。
わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。詩篇103:1~2
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