休息と伝道・研修旅行 3

公開済み 8月 24, 2025 by 管理人 in アドナイ・エレ

~水害に会わずに帰り着きました~

8月3日(日)私たち夫婦は千葉の教会の礼拝で、証詞やメッセージの奉仕をさせて頂いた後、長男家族と一緒に食事をしてホテルに帰り、明くる日三男のいる神奈川に向かいました。高層ビルが乱立する中を走りながら、私たちはやっぱり田舎の方が向いてるなと思いました。

三男のアパートに着くと、夕食は彼が焼そばに、たんぱく質を補うためにと目玉焼きを添えて食べさせてくれました。そして、デザートにスイカまで準備していました。

明くる朝、ついに鹿児島に向けて出発です。鹿児島まで3泊4日をかけて、無理をしないで走ります。まずは愛知県知多郡武豊に向かいました。晴天の中、車を走らせましたが、疲れが出てきたのか腰に少し痛みが出てきて、サービスエリヤでも、よちよち歩きしながらトイレとか行きました。

武豊のコンテナホテルは非常に分かり難かったので、近くのコンビニで尋ねようと車を止めました。すると、すぐ隣に車が止まったので、妻が「その車の人に道を尋ねたら?」言ったので、尋ねようと車を出たら、強面のあまり話しかけたくない風貌の人が出てきました。

それでも、その人にホテルの住所を見せて場所を尋ねたら、わざわざ自分の車に帰ってスマホをとってきて、分かりやすく教えてくれました。ただ、彼の教える目印がパチンコ屋だったのが唯一彼らしいなと思いました。妻が「ああいう人の方が親切に教えてくれるのよ」と言いました。

そして明くる日、高速で滋賀や京都を通って岡山の津山に向かいました。山中の一本道でインターチェンジやジャンクションもほとんどありません。しかしここでは、来るとき同様ナビが利かなくなりました。直線なのに「300M先を左に」とか指示するので、ナビ頼りで走っている身には少し不安になりましたが、1時間後に回復してほっとしました。そして、その日の目的地、岡山に到着しました。

岡山で久しぶりにファミレスに行きました。席に着くとセルフオーダーシステムになっており、注文はタブレットでするようになっていましたが、上手くできなくて店員さんに来てもらいました。やがて、ロボットが注文品を運んできました。それを受け取り食べました。そして帰る時もセルフレジになっていて、機械を見ながら入金しました。人との接触がほぼないので、何だか寂しい気になりながら店を後にしました。

明くる日は岡山を出て、順調に福岡の豊前市にたどり着けました。ただ、そこのテレビニュースでは鹿児島での豪雨情報が流れていました。しかし翌日、豊前を出る時も福岡から熊本に入っても、空は晴れていて天候に異常は全くありませんでした。

そこで、状況を確認するために熊本の宮原サービスエリヤに行くと、九州自動車道の栗野から鹿児島まで豪雨のため通行止めとの情報が出ていましたので、熊本の八代で高速を降りて3号線へ回り、通行止めや災害に巻き込まれることなく順調に家に帰り着くことができました。

実はこのルートを通るのは2度目です。前回は32年前の鹿児島8・6水害の時でした。その時も今回と同じように気持ち良い晴天の中、私たちは福岡から鹿児島に向かっていました。その時は鹿児島の高速の通行止めの情報は知らなかったのですが、不思議に今回と同じく八代で高速を降りて3号線を走ったのです。途中阿久根あたりで急に激しい雨が降り出しましたが、高台の農免道路を通って鹿児島の家に帰り着きました。高校の補習で鹿児島市街地にいた長男から「腰まで浸かりながら自転車を押して帰ってきたのに、どうやって帰ってきたの?」と聞かれました。

家でテレビをつけると、当日高速を走っていた車が、通行止めにあって、皆海岸線を走っている間に大規模な土砂崩れによって、道路のいたるところが寸断され、崩れた土砂によって海に投げ出された人々を船で救助される様子が映っていました。神様のお守りに感謝しました。

それはあなたが私の避け所である【主】を、いと高き方を、あなたの住まいとしたからである。わざわいは、あなたにふりかからず、えやみも、あなたの天幕に近づかない。まことに主は、あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るようにされる。詩篇91:10~11

No Response to “休息と伝道・研修旅行 3”

Leave a Comment