雨の日の登校・下校
~随分変わった登下校の様子~
雨の日の登・下校の姿が随分変わってきた様に思うので、その変化について書かせて頂こうと思います。私は中学まで屋久島で育ちました。当時の屋久島は『1カ月に35日雨が降る』と言われていました。私の体験的にはそれほど雨は降りませんでしたが、降るときはスコールみたいに激しく打ち付ける雨が降ったので、雨量が多くてそう言われていたのかもしれません。
私が小・中学生の頃、今から60~70年前、雨の中での登校時は長靴を履いて傘を差して多少濡れるのは気にしないで登校しました。当時の道路は舗装などされてなく、土のデコボコ道で、車など通ることはほぼなかったので、道路中央を走っても特に問題はありませんでした。また当時、学校に上履きなどはなく、靴下など履いてなかったので、途中から晴れた日は、裸足で運動場を駆け回っていました。
大変だったのは、朝の登校時は晴れていて、帰りに激しい雨が急に降りだした時でした。島ではそういう事が良くありました。そのような時は数人がまとまって、激しい雨の中、今度はあの軒下までダッシュ、次はあの木の下までダッシュと、びっしょり濡れながら家に帰っていました。家に着いた時は、びしょ濡れでしたが、それが突然の雨の日の日常の出来事でした。
それから随分時が経って、私が喜入に来て朝の登校の見守りを始めた30数年前、雨の日の子供たちは傘を差したり、合羽を着たりして登校してきていました。特に、下級生は長靴で合羽姿が多かったのですが、上級生は長靴を履かなくて運動靴の子が多かったです。そして、私に「靴下が濡れてぐちゅぐちゅだよ」と訴えていました。私が「靴下の替えは持ってきた?」と聞くと、「うん」と言って登校して行きました。
登校してくる子たちに、「あそこには水たまりがあるから気をつけてね。」と言うと、わざわざそこを通っていく子がいたりして、注意した方が良いのか躊躇しました。
それからまた時が経って、今の子供たちの雨降り時の登校の様子ですが、今は天気予報がかなり正確になって、晴れているのに昼から雨の予報とかなると、しっかり傘をもって登校してきます。偉いなと思います。
しかし、登校時に少しでも雨が降っていると、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんが子供たち、孫たちを車に乗せて学校まで送って行くので、極端に登校してくる子の数が減ってしまいます。
学校前の道路は車の往来が激しくなって、隣近所にご迷惑になるので、学校からは「なるべく車での送迎を控えて下さい。」とお願いしているようですが、なかなか状況は変わらないようです。
残念ながら、今の子供たちの多くはパラパラ降る雨の日でも、車で送ってもらうのが当たり前になってしまっているようで、先日は2年生と5年生の男の子がそれぞれ「お母さんが送ってくれなかった。」と言って怒っていました。さらに6年生の女の子は、車で送ってもらえなかった事に「家の親は鬼だ。」と吐き捨てていました。
また、途中から雨が降った場合は、これもまた多くの子たちが車で迎えに来てもらえるようになっているようで、少し贅沢なように感じます。
車が少ない時代を生きた私としては、激しい雨の日はともかく、多少の雨の日は子供たちを歩かせて登・下校させるようにした方が良いように思います。
むちを控える者はその子を憎む者である。子を愛する者はつとめてこれを懲らしめる。箴言13:24
なぜなら、肉の父親は、短い期間、自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが、霊の父は、私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして、懲らしめるのです。ヘブル 12:10

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