証詞(あかし)ってなぁに?(5C)               佐多多視子

公開済み 11月 23, 2025 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ どうして次々に車を下さるのですか? ~

証詞とは、『神様の恵みを体験したことを伝える事』です。

 (5B)の証詞からの続きですが、牧師先生にお車を買って下さいと献金しました。そして、この献金の事はお互いに公開しないとの事で、「先生が証詞したいと思われた時になされば良いですよ。」と言っていたのに、先生は嬉しくて教会の中で一番信頼している兄弟姉妹に伝えてしまいました。その兄弟姉妹が感動して、その兄弟姉妹の一番信頼している兄弟姉妹に言って、その兄弟姉妹がまた一番信頼している・・・と言う具合で、教会中の人がそのことを知る事になってしまいました。

そして、その中で一人の兄弟が「自分の家に使ってない車があるけど使いませんか?」と言って、赤い軽自動車を下さいました。初めての自家用車で私の実家に帰省する際、高速道路を通る時、ブルンブルン横ブレをしながらも家族中で幸せを味わって行きました。

 数年それに乗って、もう寿命だという事を聞いて、他の兄弟が黄土色のワゴン車をくださいました。親しくしている教会員達が車の壁にイエス様の絵を描いたり、『神は愛なり』と書き、キレッキレッに目立つ車にしてくれて、楽しく数年それに乗っていました。

 その後、主人が献身して牧師になりました。その後も、また他の兄弟がモスグリーンのアットレイと言う車を下さいました。そして数年して、福岡からの帰省途中エンストを起こしたので、熊本の自動車屋さんに修理をお願いして汽車で鹿児島に帰って来ました。事情を知らなかった母が遺産の一部のつもりで献金してくれました。これで次の車が買えます。

 後日「一応応急処置はしておきました」という事で熊本に車を取りに行って、高速道路を走っている時、私は神様に尋ねました。「どうして次々に車を下さるのですか?」すると神様が「あなたが私を第1にしたからです。」と言われました。「神様を第1にしたってどういうことですか?他の兄弟姉妹も礼拝を守り、十分の一をあなたにお返ししているでしょ。」

 すると神様が「あなたは自分の家に車がないのに、そして子供がまだ小さいのに、先生のお仕事の方が先なのでと言って献金しました。私は嬉しかったよ。あなたが忘れても、私は忘れない。」と言われました。その時は真夏でしたのに、腕を見ると鳥肌が立っていました。そう旨い話はないだろうと私はその言葉を忘れていました。

 母から貰ったお金で藍色のハイエースを買って数年乗って、その車がエンストを起こした事を聞いた信徒のお父さんが白のウインディを献品して下さることになりました。私はまた神様に「どうして次から次に車を下さるのですか」と言うと「あなたが私を第1にしたからです。あなたが忘れても私は忘れない。」と、また言われました。そうだった、そうだった、私も今度こそ忘れないでいようと思いました。

 次に与えられたのが赤のカペラワゴンですが、これは長男が就職してから仕送りをしてくれたお金で購入したもので、あの子たちが不自由な思いをして、(鉛筆を押しピンの様に小さくなるまで使ったり、学校給食の牛乳の残りを持って帰ってきたり、焼却炉に捨ててあった靴を「今自分が履いている物より立派だ」と言って洗って履いていたり・・・・と、)一緒に貧しい生活をしてきていたことを思うと、そのお金を使えなくて貯めていたもので購入しました。

その後も仕送りのお金で新車のグレーのプリウスを購入し、12年乗った後、主人の家の遺産で現在乗っている白のプリウスを購入しました。

 自動車のローンって、月幾ら支払うかは知りませんが、先先もローンは組めない事をご存じの神様が何もかも準備して下さっていることを思い知らされました。平信徒の時は、主人にスーツを作る時、牧師先生にお作りしてからにしました。また羽毛布団を購入する時も先生に購入してから自分の家に購入しました。今も主人の物を満たしてから、自分の物を購入します。

 まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。マタイ6:35

No Response to “証詞(あかし)ってなぁに?(5C)               佐多多視子”

Leave a Comment