息子の秘密を発見
~日本の給食、アメリカの給食~
今回の旅行で、神奈川では三男のアパートに泊めてもらいました。しかし、彼が外出した時は、彼の部屋にテレビはないし、気軽に読める本もないので、夫婦で退屈しました。
ただ、彼の部屋には丸い蛍光灯の上部から光が出て、壁一面に映像を映せるような不思議なものがありました。そこで、彼に外出する時はせめてそれでYouTubeのニュースが見られるようにしててくれと頼みました。それで、しばらくはそれから流れるニュースを見ていましたが、10分ほどで終わり、また最初から何度も同じニュースが流れます。
私たち夫婦はすぐそれにも飽きてしまい、消そうとしました。すると、なんだか彼らしい人が小さく映っているものがありました。それで、「あれ、これ三男じゃない?」と言いながら、それを開いてみると、彼と友達がYouTubeにあげた映像が入っていました。
それを見ていると、面白い映像がたくさん入っていて夫婦で笑いながら退屈さを紛らわすことができました。
それにはこういうものもありました。彼のお友達は高校1年までアメリカで生活していた人で、アメリカの名前の人でしたが、かなり日本語は堪能で、二人で日本とアメリカの学校給食事情の違いを話していました。
まず、三男が日本の給食事情として、「日本では給食センターというのがあって、いくつかの学校の給食をそこでまとめて作っています。そこには、栄養士の方がいて栄養に配慮しながら1カ月のメニューを作り、それに沿って給食が作られていきます。メニューは子供たちが美味しく食べられるように配慮され、パンの日とご飯の日が交互にあり、毎日必ず汁物が付きます。」と言って、その美味しそうな料理の数々が映し出されていました。
そして、そこで作られた料理が各学校に運ばれるのですが、学校ではそれぞれのクラスに給食当番の人がいて、その人たちが自分のクラスにそれを運んで、クラスの全員に平等に配り分けます。食べ物を大切にしたり、皆に平等に配ったり、美味しく食べられるように配膳したりすることを通して食育を学ぶということで、彼の感想では給食は「結構おいしく食べられた。」でした。
一方、アメリカで育ちアメリカの学校給食を体験してきた彼は、「学校給食で美味しいと思ったことは一度もなかった。」それは、ただお腹がすいたのを埋めるだけのものだったと言い、アメリカの給食が映し出されていましたが、確かに四角いプレートにハンバーグなどが、ただ煩雑に放り込まれたような姿をして乗っていました。
大きな違いは、日本の給食センターと違い業者が入って、日本と同じぐらいの値段で食事を作り、給食当番とかいなくて、業者の方が学校全員分の給食を盛り付けるのだそうです。
日本の給食にはそれぞれの行政の補助が入っていたりする一方、アメリカの業者としては、あまり儲けのない割に手間のかかる学校給食には、あまり力が入らないのかもしれません。
そして、最後に彼が「アメリカでは学校給食と刑務所の食事が同じメニューなのです(同じ業者?)。何にも罪のない子供たちが刑務所の囚人たちと同じ食事って、おかしくないですか?」と言って、息子と二人で大笑いしていました。私たち夫婦もそれを見ながら大笑いしました。
すると、息子が帰って来て「何、見てるの!」と言いましたが、おかげで退屈しないで済みました。
残念ながら私の時代、私の田舎では給食制度がありませんでした。だから、皆と一緒に給食を食べた経験はなく、中には昼食を食べられない子もいました。今の子供たちには、栄養士が栄養価を考え、献立を作り、美味しく食べられるように準備して下さった給食を食べられることを感謝して欲しいと思います。そして、毎日何不自由なくご飯が食べられることに感謝しましょう。
貧しい者が国のうちから絶えることはないであろうから、私はあなたに命じて言う。「国のうちにいるあなたの兄弟の悩んでいる者と貧しい者に、必ずあなたの手を開かなければならない。」申命記15:11
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