証詞(あかし)ってなぁに?(2B)佐多多視子             

公開済み 9月 21, 2025 by 管理人 in アドナイ・エレ

~子育て― お兄ちゃんとお風呂に~

証詞とは、『神様の恵みを体験したことを伝える事』です。

 「何故、人を噛んだりしたんだろう?子育てができない。これからどう子供と接していけば良いのでしょうか?」さあ、ではこれからどうすれば良いのかと祈っていた時、母が私にしてくれた事を思い出しました。

 それは、3歳違いで妹が生まれたのですが、妹が夜、先に寝ると母が私のところに来て、「今日はR子が先に寝たので、多視子に本を読んであげようね」と言って、布団の中に入って来て、本を読んだり、童謡を歌ったりしてくれました。私だけの母さんだと思いました。母の声が耳元で聞こえてきて、母の匂いがして母の温かさが伝わってき、「むかし むかし あるところに~」「♪あめ あめ ふれふれかあさんが~」

 その時の本の絵も覚えています。当たり前ですが、母はいつも妹と一緒にいるのです。わあ、私だけのお母さんだと思いました。その時だけは「私だけのお母さん」です。―私もせっかく思い出したので、このことをしようと思いましたが、お兄ちゃんの方が幼稚園で疲れていて先に眠るので、これはできないなと思いました。

 そうだ!お風呂だけは2人で入ろうと思いました。下の子をその間何とかしないといけません。彼の回りに家じゅうのおもちゃを置いて、襖を閉めて・・・(でも彼の一番好きなのは、しゃもじペロペロ)お兄ちゃんとお風呂に入りました。

 「ちっちゃなかわいい背中だなぁ」と思いながら、でも赤ちゃんの時よりは育っているー。「お母さんの背中もゴシゴシしてくれる?」「うん」 そして大切な大切なことを話します。「Mちゃんは1人でトイレに行けないので、おしっこもうんちもおしめをしていて、替えなければいけないでしょ。1人でどこにも行けないので、お母さんかお父さんがおんぶしたり抱っこしたりしているでしょ。1人でご飯も食べられないのでお母さんがあ~んと言って食べさせるでしょ。あれもこれもみ~んなお兄ちゃんにもしてきたんだよ。そう思って見ていてね。今はお兄ちゃんは1人で歩けるし、トイレも行けるし、ご飯も自分で食べられるし、お母さんすご~く助かっているよ」と言うと、えっへん!というような顔をしていました。

 次男も少しずつ大きくなってきます。ベビーチェアーに乗せて脱衣室から見えるようにしてお兄ちゃんが「もうちょっと待ってね。次はMちゃんだからね~」と声を掛けていました。

 年齢に応じて回りの色々な人の事や思いなどを話してきました。お兄ちゃんが「もう良いよ」と言えるまでお風呂に入るという事をしようと思っていて、5年生になった時に「お母さん、僕もういいよ」と言ったのでそのことはやめました。

 このことで学んだことはお兄ちゃんであってもお姉ちゃんであっても5歳は5歳、3歳は3歳であるという事、また何故こう言うんだろう?こうするんだろう?本当に言いたいことは何なんだろうか?私にして欲しいことは何なんだろうかと考えるようになりました。

 辛い思いをしましたが、最初の子で小さい時にこのことに気づかせて下さった神様に感謝しています。 しかし、その事はやめましたが、『お風呂に入る』という事だけでは足りない事が起こります。小学3年生の時、4日しか宿題をしていきませんでした。その後どう克服したのか?について話します。

あなたがたの場合は、キリストから受けたそそぎの油があなたがたのうちにとどまっています。それで、だれからも教えを受ける必要がありません。彼の油がすべてのことについてあなたがたを教えるように、──その教えは真理であって偽りではありません──Ⅰヨハネ2:27a

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