熊本震災ボランティアの報告

大阪聖書学院では今般の熊本地震に際しまして、姉妹教会から義援金を募り、また有志を募り、教職員3名、神学生4名を九州に2016年5月8~13日の日程で派遣いたしました。また、隣県の鹿児島より、姉妹教会の牧師1名、信徒1名を合流し、総勢9名で熊本入りをしてボランティア活動に従事致しました。

当初九州キリスト災害支援センターを通じての活動予定でしたが、期間中にあった集中豪雨等の影響もあり、拠点を「益城エリムキリスト教会」「NPO法人九州ラーメン党」に変更して活動させて頂きました。

教派は違えど、今回のボランティアチーム内に同教会の代表である濱野龍郎氏と同郷(種子島)のメンバーがおり、今回このような良い協力関係を持たせて頂いたこと、大変うれしく思います。

また、結果として、最も深刻な被害のあった地域の一つ益城町で活動に携わることができたこと、地元の教会の信頼関係を援用して幾分かでも地域のニーズに沿ったボランティアが出来たこと、本当に神様の摂理のうちに感謝しています。

被災地入りしていた間にした主なボランティア活動

  • 益城町内での炊き出し(ラーメン)活動の補助
  • ボランティアメンバーに鍼灸師の有資格者がおり、当該メンバーを通じての被災者のケア
  • 震災後の集中豪雨による削れた町内の水路ののり面への土嚢積み
  • 入院患者の再受け入れ準備中の精神科病院への飲料水の搬入
  • 今回の震災による犠牲者遺族のご家庭のガレキの後片付け
  • ダンプカードライバー経験者による町内指定箇所への廃材の運搬作業

等々多岐に渡る活動をすることができました。

大阪聖書学院では今後とも九州キリスト災害支援センター等を通じて継続的にボランティア活動をすることを検討しています。最後になりましたが、今回の活動のために大阪聖書学院に義援金をお寄せいただいた兄弟姉妹、また、心を寄せてお祈りくださった兄弟姉妹に感謝いたします。

飲料水の搬入先の益城病院で

飲料水の搬入先の益城病院で

ボランティアの合間現地の方と

ボランティアの合間現地の方と

ボランティア活動を終えて益城町を去る際に

ボランティア活動を終えて益城町を去る際に

 

新年度スタート(青木偉作氏講義)

大阪聖書学院の2016年度がスタートしました。また、今年から新たに4名の非常勤講師をお迎えしました。そのうちのお一人が青木偉作先生です。

「ヘブライ語Ⅰ」を担当して下さいます。氏はヘブライ大学に学ばれ、イスラエルの観光ガイドのライセンスも持っておられるユニークな経歴の持ち主であられます。

講義する青木偉作氏

講義する青木偉作氏

 

新年度スタート(森田悦弘氏講義)

大阪聖書学院の2016年度がスタートしました。また、今年から新たに4名の非常勤講師をお迎えしました。そのうちのお一人が森田悦弘先生(日本同盟基督教団蛍池聖書教会牧師)です。先生は関西聖書神学校でも教鞭をとっておられ、かつては大阪キリスト教短大などでも教えておられました。大変多忙な中、本学院でもクラスを持ってくださっています。

講義する森田氏

講義する森田氏

新年度スタート(平田裕介氏講義)

大阪聖書学院の2016年度がスタートしました。また、今年から新たに4名の非常勤講師をお迎えしました。そのうちのお一人が平田裕介先生(キリスト者学生会関西地区非常勤主事)です。

「神学英語」を担当して下さいます。神学で用いられる専門単語は日常会話で使う意味とは全く違うものがあります。また、日本語で難解な用語も英語に触れることでその理解を深めることができます。

講義をする平田氏

講義をする平田氏

新年度スタート(高木実氏講義)

大阪聖書学院の2016年度がスタートしました。また、今年から新たに4名の非常勤講師をお迎えしました。そのうちのお一人が高木実先生(キリスト者学生会北陸地区非常勤主事・前総主事)です。

「聖書的世界観」を担当して下さいます。氏が永年奉職されているキリスト者学生会でも語られている「全生活を通しての証」をするためにキリスト者が持ち合わせていなければならない必須な非常に大きなテーマを一年間通じて講義して頂きます。

講義する高木実氏

講義する高木実氏

 

2016年度入学式

2016年4月12日、今年も大阪聖書学院に新しい入学生が与えられ、新年度を迎えることができました。3年生、2年生、1年生が並行して講義がなされ、特別研修科(通信課程)もあり、新に複数名の非常勤講師をお迎えします。
本年度も、大阪聖書学院を祈りに覚えて頂ければ幸いです。

入学式で説教する岸本学院長

入学式で説教する岸本学院長

入学の誓約をする神学生

入学の誓約をする神学生

オリエンテーション

オリエンテーション

2015年度卒業証書授与式

大阪聖書学院は3学期生です。そして、どの学期も原則3か月間あるので、3学期の日程がどうしてもタイトになります。今学期も昨日の3月24日まで講義がありました。そして、3月25日、無事に卒業証書授与式が行われました。

2015年度卒業式

2015年度卒業式

2016年3月24日のチャペル

3月24日のチャペルには奈良福音自由教会牧師の小林久実(ひさみ)先生をお招きして、神学生たちを励ますお話をしていただきました。預言の成就、主が事をなして下さることの確かさ、主の召しに生きることの大切さを謹厳に語って頂きました。

チャペルで話をされる小林久実牧師

チャペルで話をされる小林久実牧師

安黒氏による聖書教理学特別講義-「終末論」

3月9日午後、兵庫県の内陸部にある宍粟市から安黒務氏(JEC一宮チャペル、一宮基督教研究所)に来ていただきました。氏は永年関西聖書学院で組織神学の教鞭をとられていらっしゃいました。安黒先生が翻訳されたジョージ・ラッドの『終末論』をベースに、終末に関する諸問題を教えていただきました。

講義する安黒務氏

講義する安黒務氏

下の写真は安黒先生のパソコンです。2テラの外付けハードディスクが6個ついていて、少なくとも12テラの容量があるそうです。凄い。ここに先生の長年の研究成果が詰まっています。今後も翻訳等の先生のお働きが祝福されるようにお祈りいたします。

安黒先生のパソコン12テラあるそうです。

安黒先生のパソコン12テラあるそうです。