OBS day 2019

昨日はOBS day。神学生、教職員ともども、徳島県の大塚国際美術館に行ってきました。館内には西洋名画1000点以上が展示されており、目当てのものを見て回るだけで一苦労でした。

所謂「キリスト教絵画」は、聖書そのものを理解するのに、役に立つとは限りません。けれども、教会の歴史、思想史を学ぶには格好の素材です。時代の世界観や論争のあとを辿ることが出来ます。特にこの美術館では、異なるコンテキストで生み出されたものを比較することが出来ますので、そこから教えられることも多くあります。また、作品のサイズ感、存在感を体感できるのも、売りでしょう。まぁ、こういう見方が「芸術鑑賞」と言えるのかは、わかりませんが…(笑)

門が開く

しかし、五旬節まではエペソに滞在します。実り多い働きをもたらす門が私のために広く開かれていますが、反対者も大勢いるからです。

コリント人への手紙第一16:8-9

そこに着くと、彼らは教会の人々を集め、神が自分たちとともに行われたすべてのことと、異邦人に信仰の門を開いてくださったことを報告した。

使徒の働き14:27

同時に、私たちのためにも祈ってください。神がみことばのために門を開いてくださって、私たちがキリストの奥義を語れるように祈ってください。この奥義のために、私は牢につながれています。

コロサイ人への手紙4:3

今朝はOBSの姉妹校であるOzark Christian CollegeChris Dewelt氏がチャペルで御言葉を取りついでくださいました。

私たちは「信仰の門が開かれる」と聞きますと、超自然的な神様の介入があり、あらゆる困難、問題が取り除かれることをイメージします。しかし、パウロは、ある時は牢の中で、またある時は反対者がいる中で、「門が開かれる」ことを願い、そして「門が開かれている」ことを確信していました。葛藤のただ中でも、門は開く。そのことを教えられる励ましに満ちたメッセージでした。


日本福音主義神学会西部部会2019年度春季研究会議

今日は日本福音主義神学会西部部会2019年度春季研究会議(長い名称…)がOBSでもたれました。100名を超える参加者が来られており、今回のテーマに、多くの方が関心を持たれていることがうかがわれました。基調講演を担当してくださったのは、山口陽一先生(東京基督教大学学長)。「キリスト教と日本」というテーマで、丁寧な歴史研究に基づくお話をしてくださいました。続く分科会、パネルディスカッションも含めて、シリアスなテーマを、現実的に真剣に議論する場になりました。

ただ、想像以上のお客様のおもてなしに神学生も、教職員もてんてこまい。特に朝早くから準備をしていた神学生は、ハードだったことでしょう。

ちなみに明日も、平常通りに、授業が行われます…

授業を担当する先生と受講する学生たちに支えがありますように…

神学会前の掃除 準備

 来週の月曜日 6月10日に大阪聖書学院で、日本福音主義神学会西部部会2019 年度春季研究会議がもたれます。お客様を迎えるために、今日は4限の時間に掃除と準備の時を持ちました。神学生だけでなく、教職員も総出で作業にあたりました。

 神学生が事前に後者周りを整えていましたので、片付けと設営は2時間もかからずに終えることが出来ました。後は当日を待つのみ。

 なかなかセンスティブなテーマですが、どんな会議になることやら…