関西聖書学院の大田裕作先生を招いての特別講義。合計 三時間に渡り 「宣教」について語っていただきました。
学びというよりも招き、受講というよりも出会い 、と表現したいほど、内側から奮い立たされ、全身が 静かに震える内容でした。
全体的に チャレンジに満ちた講義でしたが、御子からの派遣について、先生が 話してくださったことが、全体を結びつけるものだったように思います。
御子が 御父から遣わされたように、私たちは 御子から遣わされます。その類比を、先生は「もったいない」と 評しておられました。たとえ海外に行こうとも、異文化に入って行こうとも、身を削り多くのものを手放さそうとも、それは御子の支払われた犠牲に 比べれば、取るに足りない。にもかかわらず、御子は「父がわたしを遣わしたように、わたしも あなたがたを遣わします」と 言ってくださる。「その言葉は もったいない!」と 言い放っておられました。たしかに…その通りです。
そして、その理解に立つ時に、私たちの「献身」のあり方が、問われます。自らの安全圏に 留まり続けるのか、それとも、御子の足跡を辿り、まだ味わったことのない喜びを経験させていただくのか? 選択を、応答を、迫られました。
今回受けた恵みを、明日からの学びと生活に生かしていくことが出来るようにと、祈るばかりです。