キリストに従う苦難は栄光に変えられる

マルコの福音書6章14-29節より

2020年7月5日主日礼拝メッセージ

アメイジング・グレイス・キリスト教会

ヘロデの生き方を通していかなる権力があっても、幸せになれない人間の姿があります。

人間は自分にとって都合のよい神に限定しようとします。自分に都合の悪い、聖書の言葉を聞くとき、痛みがあり、悲しみがあります。しかし、キリストの十字架の救いにより、悲しみは、まことの喜びに変えられます。

神の言葉よりもサロメの踊りを受け入れる罪の性質が人間にはあります。神を牢につなぐことは決してできません。人間こそが罪の支配により鎖につながれていたのです。

ヨハネはヘロデの軽はずみな言葉で、人間の都合であっけなく殺されてしまいます。キリストの救いは人間の感情よりも優先される一番大切な真理です。いのちを与えてくださる神を拒絶することは死を意味します。

真理のために生きたヨハネは神に対しては決して死ぬことなく命を得ます。ヨハネの受難はキリストの十字架の死と復活を指し示しています。

キリストに従い、この世で敗北者のようにみじめに思える時も、永遠の救いの中で圧倒的な勝利者として完全にキリストと同じ性質に変えられ、神の家族とされます。神は信じる者を死んだままにされず、命を与えられます。

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