マルコの福音書13章28-37節より
2021年4月18日主日礼拝メッセージ
聖書には終わりの時について、①その日は必ず来る②その日がいつかは父なる神以外は誰もわからないと書かれています。
この世界はすべて過ぎ去って滅びます。そして神が治める新しい完全な罪も悪もない世界に変えられます。生まれ持って罪がある人間はそのままで新天新地に入ることができません。天国に入るためにはキリストを信じて罪赦されて新しく変えられなければなりません。それは今現在の生き方につながっています。世に流されずに、キリストを信じて喜びと希望もつ歩みです。罪赦された者として、キリストに似た者に変えられる歩みです。
この世の終わりには間違った教えや、にせものや悪がはびこります。それらに惑わさないように目を覚ましていなければなりません。目を覚ますとはイエス・キリストから目を離さないことです。いつも、心の中にいるキリストを覚えることです。聖書の言葉に従って生きることです。キリストを愛することです。その時、自分を愛して、他の人を愛する豊かな命を生きることができます。
この世の教えは魅力的に見えますが、一時の流行りで何の力もありません。人間を罪から救う力はありません。罪から救われなければ、以前として罪の奴隷状態で現実は何も変わらず、死んだ後、永遠の滅びに入れられます。
聖書だけが、あなたにまことの知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができます。
キリストは人間の罪の結果である罪の刑罰を十字架で受け、三日目に死と罪からよみがえられました。そして、あなたのために、悪から守られ、きよめられ、神の愛から離れないように天で祈っておられます。
このキリストの十字架をあなたが自分のこととして、受け入れるならあなたは罪から解放され、新しい命が与えられます。あなたの霊は生きています。
キリストを神の御子と信じる者は、この罪の支配する世の中にあっても勝利者です。
罪に打ち勝つ力が与えられています。死によって滅びない永遠の命が与えられています。キリストに愛を受けて、愛をあらわす者に変えられました。
どのような人生を迎えたとしても、神はあなたの労苦を覚えて、終わりの日に、報いて救ってくださいます。
キリストはすべての人の完全なさばきを行うために必ず来られます。すべての人はこのことを厳粛に受け止め、自分の罪を悔い改めて、キリストによる救いを受けることが必要です。
それが十字架で死なれたキリストの愛に応えることです。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
(ヨハネの福音書3章16節)