大学同窓会

公開済み 9月 6, 2015 by 管理人 in アドナイ・エレ

〜間違えて入った様な大学ですが…〜

先日大学の同窓会(鹿児島支部)が行われました。私たち夫婦は同じ大学の出身なので、毎年夫婦で参加させていただいております。大学では来年創立100周年になるのを記念して、様々な催しや記念館建設計画等が企画されております。

そこで、ここ数年支部同窓会には、福岡から大学の学長か副学長に先生方や同窓会本部の方々が5・6名お出でになられて、来年の100周年記念行事に向けての参加要請や募金のお願い等がなされています。

 

さて、私がこの大学に入ったのは、全くの偶然?良く言えば、神のお導き。私はあまり能力がないのに国立大理系を目指して理系科目の勉強をしておりました。受験シーズンになって友人が私立文系のこの大学の商学部の願書を申し込んだら、商学科と経営学科とどちらでも受けられるように願書が2部入ってきた。そこで、君が好きな方を受けていいので、福岡まで一緒に受けに行かないかと言ってきました。

私は試験になれるために程度の軽い気持ちで、その願書を貰い一緒に受けに行きました。結果国立は不合格でここだけ受かりました。それでここに入ることになりました。受験の動機は不純ですが、学生時代を謳歌し、妻とも結婚でき、良い子供たちにも恵まれて、今ではこの大学で学生生活を送れたことを感謝しております。

 

さて、同窓会の話に戻すと、鹿児島支部同窓会は昨年から祈りによってスタートするようになりました。出身大学がミッションスクールということもあるのでしょうが、同窓会としては非常に珍しいことではないかと思います。

その発端は、創立100年ともなると、毎年同窓会に入会される方も大勢おられるのですが、同時に同窓生の中には亡くなられる方も沢山おられるので、同窓会の度にそれらの人のことを思い追悼しようということで始められたのだと思います。

そこで、今年も私にその役が回ってきましたので、亡くなられた方の御遺族・ご友人の方々の慰めと励まし、また学院の100周年行事の成功と、大学同窓会並びに本日の支部総会の祝福等、心を込めてお祈りさせていただきました。

同窓会が始まってしばらくすると、同窓会本部の婦人部の方から、先の直木賞の作品「流」の作家東山彰良さんは大学の同窓生で、彼は学院の中等部、高校、大学、専攻科を経て、今大学で中国語を教えておられる方であるとの報告がありました。そして、是非彼の作品をお読みくださいとのアピールがありました。

今回は漫才師の又吉直樹さんが芥川賞を取られたというので、各報道局はそのニュースでもちきりでした。又吉さんに関しては彼のお母さんが、奄美大島の加計呂麻島の方ということだったので、親近感を覚えていました。というのは、私は妻と一度旅行で加計呂麻島に行った事があったからです。しかし、直木賞については全く関心も知識がありませんでした。

それが、同じ学び舎で学んだ人が直木賞を受賞したというので、さらに嬉しい気持ちになり、私も頑張ろうとの勇気を戴きました。

間違えて入った様な大学ですが、同窓生と言うだけで、何か親近感を覚え、毎年同窓会に行くたびに新しい友人が増えて感謝しております。

私の兄弟、私の友人のために、さあ、私は言おう。「おまえのうちに平和があるように。」私たちの神、主の家のために、私は、おまえの繁栄を求めよう。詩篇122:8~9

見よ、兄弟が和合して共におるのは/いかに麗しく楽しいことであろう。詩篇133:1口語

※ここの兄弟は同志とか、信仰の仲間とかの意。

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