戴いたお手紙に力を得て
~おじちゃん、いますか?~
連日30度越えの暑い夏日が続き、暑さに身体が悲鳴を上げております。しかし、先日から夏休みに入り朝の子供たちの登校を見守る安全指導もしばらくお休みです。
夏休みに入ると、近所の子供たちが朝6時過ぎに三々五々ラジオ体操に出掛ける姿が家の中から見えます。時にはお父さんやお母さんが一緒について行かれる姿も見られ、私も子供と一緒に行っていた遠い昔のことを懐かしく思い出します。
夏休みに入る直前は、学校帰りにたくさんの子供たちが教会に立ち寄り、麦茶をもらって飲んで、のどを潤してから帰途に就くようになっていました。
毎日2時半ごろになると1年生がまずピンポンとチャイムを鳴らしてやってきます。次に3時半ごろ下級生が、4時半ごろ上級生が立ち寄って、「おじちゃん、いますか」と叫びます。
中には差し出した麦茶を飲まないで大切そうに水筒に入れて帰る子もいます。あまりの暑さに水筒の水はすでに無くなり、これから家までの長い距離を考えて、今は我慢してどこか帰りの途中で飲むつもりなのでしょう。そういう子にはもう一杯上げたいと思いますが、そうすると「ぼくも」、「私も」と皆が言い出し、収拾がつかなくなるので、じっと我慢します。
また、中には「おじちゃん、ここで宿題やって帰って良い?」と聞いてくる子もいます。多分家に帰っても誰もいないので、寂しいからここでやっていきたいのでしょう。そうさせてやりたいけど、学校の規則を曲げることはできないので、「駄目だよ。まっすぐ家に帰らないと道草になるから。」と断ります。
子供の立ち寄りが多い日は昼から落ち着いて仕事ができないことも間々あります。また、子供たちの使った沢山のコップを洗うのも日課になっています。時には誰も来なくて昼からゆっくりしたいと思うこともないことはありません。
しかし、先日次のようなお手紙をいただき、新たな力をいただきました。お手紙には次のように書かれていました。
《あつい日がつづきますがお元気ですか。きのうきょうかいでお茶を飲ませてもらった、3年い組の○○○○です。
きのうはおいそがしいかもしれないのにお茶をのませてくださって。本当にありがとうございました。まい日きょうかいの前でわたしたちをみてくれて、わたしたちはあんぜんに学校に行けます。
それに、きのうはいろいろな外国に行ったこともおしえてくれたのですごくうれしかったです。
これからもお体に気をつけてわたしたちを見まもってください。さようなら。
7月8日 ○○○○》
以上のように、丁寧にきれいな字で書いてありました。このような手紙をいただくと、元気が出て、2学期が始まるのが待ち遠しくなります。みんなが楽しい夏休みを過ごし、元気に2学期を迎えられることを願いつつ、会える日を楽しみにしたいと思います。
あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に。伝道12:1
結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。伝道12:13~14
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