またまた台風?
~良かった、台風はそれてくれたが、しかし・・・~
先日は台風18号の進路予想図の中心に鹿児島県地方があって、県中がそれの備えに戦々恐々としておりました。
それというのも、先日の台風16号で手痛い被害を被っており、特にその通過地点となった指宿市から垂水市、それに宮崎県の都城市あたりにおける被害には甚大なものがあり、まだまだ復興途上だったからです。
指宿市では強風によりコンクリート製の電柱が折れて倒れ、大木がなぎ倒されました。垂水市では橋が周りの道ごと崩壊し、幹線道路でもあったので、緊急の復旧作業が行われ、仮設の橋が出来たばかりでした。
指宿市に近い私たちの町にも、台風の爪跡が沢山残りました。私共の教会の入口に立っていた大木が、台風の強風に煽られて斜めに傾き、掲示板の一部を覆い隠すように倒れてしまいました。
この木は今から20数年前、教会が建設された当初、その敷地の入口にシンボル的に一本植えられた1mあまりの形の良い小さい木だったのですが、今では見上げるほどの大木に成長していました。
また、同じ頃に植えられた牧師館玄関前の木々の中にも、強風で大きく傾いた木々が数本見られます。押しても引いても、びくともしないこれらの木々は、業者に頼んで切っていただくより他はないのかなと思っております。
また、強風を避けて駐車場から教会玄関前に移動していた愛車は、何とか難を逃れたのですが、玄関前に敷き詰めていた砂利、ちょうど愛車の下になっていたそれらは、強風によりかなり吹き飛ばされて下の土がむき出しになっていたので、もし車を置いてなかったら、ほとんどなくなっていたかもしれないと思いました。
台風一過の翌日は、停電で信号も消えていたので、学校の先生方が二人来られて私と3人で、交差点の角に立ち子供達の安全登校指導を行いました。
その日の夕方には信号は復旧し、我が家も停電が解消されたのですが、教会から少し離れた所に住んでいる多くの子供達からは、明くる日の朝もまだ電気が来てないので、お母さんがたの弁当作りが大変だったと聞きました。(※まだ給食センターも復旧しておらず、それぞれがお弁当持参になっていたようです。)
朝、子供達の安全指導をしていると、そこを通る大人の人達と台風の話になるので、「見て下さい。教会の木があんなに傾いてしまって、・・・」と話すと、「まだ良いですよ。家の山の木々が倒れて大変なことになっていますよ。」と言われます。
また、他の人からは「公民館の屋根が剥がれて、ブルーシートを掛けたんですが、また強い台風18号が来そうで、どうなるか心配でたまらないです。」と言われます。台風の中心地から少し外れたここでも甚大な被害が出て、18号の襲来を恐れているのですから、被害の中心地だった指宿、垂水はさぞかし不安でたまらないだろうと思いました。
それで、18号が逸れてくれることを願いましたが、同じ復興途中にある熊本にも行ってもらったら困るので、東シナ海をそのまま北上してくれないかと願いました。
台風18号は最初の予想進路図とは違い、私たちの願った通り九州からかなり外れて、東シナ海を北上していってくれましたが、明くる日のニュースで韓国に大変な被害をもたらしたことを知り、どこを通っても誰かが苦しむ結果になるんだなと思いました。
そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。ローマ5:3~5
クリスチャンは患難さえも喜ぶことが出来ます。それはただ患難で終わらなくて、希望につながるからです。
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