飢餓の授業の感想文

公開済み 1月 23, 2017 by 管理人 in アドナイ・エレ

~私にできることは?~

昨年、小学校、中学校で世界の食糧事情と飢餓についてのお話をさせて戴きました。そして、昨年末喜入中学校2年生全員100名あまりの生徒からお話を聞いてどのように感じたかの感想文をいただきました。

今回は、その内の一部を紹介させていただきます。

 

★先日は、私たち2年生のために講話をしていただきありがとうございました。佐多先生がはじめに私たちはお金持ちか、裕福であると思うかと質問されたとき、ほとんどの人が普通だと答えました。私もです。

しかし、その後飢餓に苦しむ人々の映像を見て、とても驚きました。そして、私たち日本人がどれだけ裕福であるか、どれだけ食べ物を大切にしてこなかったかを思い知らされました。

食べたくても食べられない人がいる中で、私たちは食べ物があるにもかかわらず好き嫌いで残していたことが恥ずかしくなりました。これからは生活を見直し、物を大切にしていこうと思います。(A・Sさん)

 

★今回、世界の食糧事情や飢餓問題について講話をしてくださり、ありがとうございました。今、自分がどれだけ幸せな生活をしているのか知りました。またその幸せさに甘えて、どれだけ色々なものを無駄にしているのか知りました。

同じ地球で、共に生きる人間として何か自分たちにできることはないかと考えました。今、自分にできることは、まず給食や食べ物の残食を減らし、家庭ゴミを減らすことです。また、募金活動には積極的に募金をしたいと思います。

そして、もっと飢餓などで苦しむ人々や国について知っていきたいと思います。私は以前からアフリカの貧困で苦しむ国や難民などに興味があり、将来はそのような人々の力になる仕事をしたいと思っています。

だからこそ、もっといろいろな国の現状を知り、身近にできることから始め、支えあったり助け合ったりする社会の少しでも力になりたいと思います。(T・Kさん)

 

★私はこの講話を聞いていろいろ私にできることは何だろうと考えました。一番身近にあってできることは、給食を完食することです。給食があるありがたさを感じ、食べたいと思います。

もう一つは、日本がどれだけ幸せかをずっと考えていたいと思います。日本では学校に行けて、ご飯も毎日あって、病院も沢山あって、テレビもあって、などなど。そんな生活があたりまえでないことを知りました。

もっともっと世界の現実を知って、みんなが幸せに生きていけることを願って生きます。(R・Sさん)

 

感想文を読ませていただいて、世界の飢餓について学び、ひとりひとりがこれからそれにどのよう向き合っていくかを真剣に考え、また同時に自分たちがいかに恵まれた環境にいるかを認識できたことが伝わってきてとても嬉しかったです。飢餓で苦しむ人が一人でも少なくなるように、皆で助け合っていけたらと切に願います。

世の富を持ちながら、兄弟が困っているのを見ても、あわれみの心を閉ざすような者に、どうして神の愛がとどまっているでしょう。子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行ないと真実をもって愛そうではありませんか。Ⅰヨハネ3:17~18

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