バレンタインデー

公開済み 2月 19, 2017 by 管理人 in アドナイ・エレ

~負け惜しみ?~

14日朝登校時に5年生の女の子から、「おじちゃん、チョコレート貰った。」と聞かれました。「いや、貰ってないよ。おじちゃんの若い頃はそんな習慣なかったからね。」と返事しながら、もしあっても貰えなかったかも知れない。無くてよかったなと内心思いました。

そして、次の日の登校時、中学1年生の男の子が、「おじちゃん、チョコ貰った?」と歩きながら聞いてきました。「貰ってないよ~。」と手を振りながら返事しました。

しかし、実は会社に勤めているときは、会社の女子社員から明らかな義理チョコをもらっていました。私をはじめ義理チョコをもらう年配者の上司どもにとっては、チョコレートは好んで食べる物ではないように思います。私の場合も貰ったチョコはそのまま妻に直行でした。

チョコレートはどちらかというと、男性より女性の方が好きだと思うのに、どうして女性から男性に贈るのだろうか、そもそもこの習慣はどこから来たんだろうかと、バレンタインデーの成り立ちをウィキペディアで調べてみたら、以下のように書かれていました。

ローマ皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるとの理由で、兵士たちの結婚を禁じたそうです。しかし、キリスト教の司祭だったウァレンティヌス(バレンタイン)は、婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちを憐れみ、彼らのために内緒で結婚式を行っていたそうですが、やがてそれが皇帝に耳に入り、処刑されることになります。その日が2月14日という事です。

つまり、バレンタインデーは彼の命日をお祝いしていることになります。それではどうして女性が男性にチョコレートを上げるようになったのか、日本ではどのようにして広がったのかを調べると、次のような説明がなされていました。

日本では、戦前に来日した外国人によって一部行われていたが、日本社会に定着したのは、1970年代後半のことで、それは日本独自の発展を遂げ、『女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈与する』という『日本型バレンタインデー』の様式が成立してきたそうです。

なお、バレンタインデーにチョコレートを渡すようになった仕掛人は、神戸のモロゾフ製菓で、すでに昭和11年2月12日に外国人向け英字新聞『ザ・ジャパン・アドバタイザー』に、「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というコピーの広告を掲載しており、それが最初とされているそうです。

以上のように、バレンタインデーはチョコレート会社の販売戦略の一環だったという事です。このような商戦を企画し、素晴らしい業績を上げている業界のたくましさには脱帽しますが、別にチョコレ-トをもらえなかったからと言って、落胆している沢山の男性陣の皆さん、このようなことで一喜一憂しないように致しましょう。

食べきれないほどのチョコを貰ったり、中には段ボールで何箱というチョコが贈られたりする人もいるようですが、その量が幸せを決定するのではありません。やがて大切な人から1個の特別なチョコをもらうときが来ることを期待しつつ前向きに生きましょう。真の幸せは貰った量ではなくて、人の為に尽くし、自分の愛を与えた量によって決まると思います。

このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである。』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」使徒20:35

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