世の終わりが近い?
~その前兆が見える~
昨年は熊本で大地震が起こり、益城町をはじめ周辺の地域に甚大な被害を及ぼしました。被災地ではいまだに倒壊した家屋が残り復旧が急がれます。また、今年は福岡の朝倉市や大分の日田市で豪雨による流木によって家屋が倒壊・流失し、九州は昨年に続いてまたも大きな災害に見舞われました。
そのような中で、われらが住む喜入町も先月11日に震度5強の地震に見舞われました。幸い揺れの時間が短かったこともあり、我が家でも棚から物が落ちたり、食器棚の食器が崩れ落ちたりはしましたが、それらが壊れることも、割れることもなく無事に守られました。
先日の新聞によると、震源の鹿児島湾喜入沖では、この1か月の間に震度1~3の余震が計34回あったが、地震活動は徐々に低下しているという事でした。また、鹿児島気象台は「震度5強の地震が起きる可能性は低くなっているが、当面は震度1,2程度の地震が続く」としています。
さて、我が家の前は上り坂になっており、大型車が勢いをつけて上り始めると、家がガタガタ揺れます。そこで、近ごろは「今のは車?、それとも地震?」と妻に聞きます。妻にはその違いが判るようです。
さて聖書で、イエス様の弟子たちが世の終わりについて聞くところがあります。すると、イエス様は次のように警告されました。
また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、気をつけて、あわてないようにしなさい。これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。マタイ24:6~7
戦争とは程遠い生活をしている私たちですが、近ごろ北朝鮮が自分たちの軍事力を誇るためにミサイル実験を続けて、日本の排他的水域に着弾させ、さらにアメリカを挑発して戦争をも辞さない態度でいます。それに対して、アメリカのトランプ大統領も負けじと報復を宣言しています。これらを見ると、日本の私たちも無関係ではいられなくなりそうです。
また、イラクではイスラム国・ISISの侵略等もあり、政府軍と反政府軍、さらにISISによる同族同士の争いにより大量の犠牲者を出しています。さらに、先日アメリカでは白人至上主義の人たちと、それに反対する人たちとの衝突が起こり、犠牲者が出ています。
残念ながら、世の終わりの兆候が各地に現れてきているように思います。いよいよ神様がこのような混乱した世界を罰する時が迫っているのではないかと案じています。
しかし、私たちはこれらのことによって恐れる必要はありません。このようなことは必ず起こるのです。ただ、私たちは世の終わりに臨んで、慌てないで神を信じ、祈って備えていればいいのです。
この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。マタイ24:35~37
イエス様は新しい世界の創造のために再び来られます。私たちにとって、創造主なる神様、支配者なる神様を信じることが最大の備えです。
だから、目をさましていなさい。あなたがたは、自分の主がいつ来られるか、知らないからです。マタイ24:42
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