収穫感謝
~主の恵みに感謝~
食欲の秋、馬肥ゆる秋、美味しい食べ物がふんだんに摂れ、何を食べても美味しい季節、肥満気味の私には体重計が疎ましい時期になりました。
毎年、教会では果物や野菜等の収穫物を持ち寄り、収穫を感謝する礼拝を行っております。当日講壇前にはミカンやリンゴ、カキやメロン、パイナップルやキーウィなどの果物に、時には立派なキャベツ、大根なども一緒に山積みにされることもあります。
そして、収穫感謝礼拝が終わるとそれらの果物や野菜は日頃お世話になっている交番や小学校、中学校などに持って行き、感謝の心を表しています。
また、私は今年も10月から11月にかけて幼稚園、小学校、中学校で、世界の食糧事情と飢餓についてお話させて頂きましたが、これらのものが身近にあり、自由に手に入る環境におられることに心から感謝したいと思います。また、世界には今も食べられない人が大勢おられることを思い、主の守りと助けを祈りつつ、支援活動を続けてまいりたいと思います。
さて、八百屋さんやスーパーに並ぶたくさんの果物や野菜類は、農家の方が丹精を込めて、育ててこられたものです。収穫までには沢山のご苦労がその背後にあられたことだろうと思います。それらの方々のご苦労に心からの感謝をしたいと思います。
また、同時に私たちにそれらのものを備えて下さる創造主なる神様にも心から感謝致します。それらの作物は様々な色や香り、それぞれに違う味覚を備えており、私達の食欲を満たすだけでなく、食べる喜びを与え、さらに私たちの命を支える大切な栄養素をも含んでおります。
それだけではなく、それらの作物は花を咲かせ、実を結び、種を作り、来年への備えまでしてくれます。それらの事を思う時、神様の私たちに対する深い愛を感じずにおられません。
これらのことをすべて偶然で済ませず、私たちを養っておられる神様の存在を知り、感謝を捧げることは大切なことです。お食事をいただく時にそれらを食べられることをまず神様に感謝し、作られた農家の方に感謝し、働いて買ってきてくださり、美味しく料理してくださったご両親に感謝しつつ頂けたら、どんなにか素晴らしいことでしょう。
聖書は創造主なる神様が天地万物を創られた。そして、神様は私たちを養うために、果物や植物を創造されたと次のように教えています。
神は仰せられた。「見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶすべての木をあなたがたに与える。それがあなたがたの食物となる。また、地のすべての獣、空のすべての鳥、地をはうすべてのもので、いのちの息のあるもののために、食物として、すべての緑の草を与える。」そのようになった。創世記1︙29~30
このように私たちの健康を支え、成長を促す、すべての栄養素を備え、それぞれに備わった美味しい味覚によって私たちを喜ばす食べ物が偶然できるわけがありません。ミカンもカキも人間がイチから造ったものではなく、神が造られたものを人が栽培してその恵みを享受しているのです。
実に、神から離れて、だれが食べ、だれが楽しむことができようか。伝道 2:25
神様は空の鳥を養っているように、私たちを愛し食べ物を与え養って下さいます。
空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。マタイ6︙26
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