腰の痛みからの解放
~健康のありがたさ~
10月の始め、朝起きたら腰に痛みが走りました。腰の痛みは若い頃から時々体験していて、痛い時は朝のひげ剃り時に腰を曲げた姿勢でいることが出来ない程で、洗面台に両肘を着いて何とか剃ることもあったので、大して気にしませんでした。
「こんな痛みはそのうち治る」と高を括っていたら、どんどん痛みが増してきて、夜寝ていて寝返りするたびに痛みが走り、飛び起きるようになってしまいました。
やがて、どのような体制で寝ても痛みが走るようになり、いろいろ試してみる内に、ただ唯一うつ伏せで右足を曲げて左足を伸ばした状態のときだけ痛みが幾分和らぐことが分かったので、そのようにして寝ました。
それでもなお、そのうち治ると我慢して過ごしていましたが、何時までも痛みが引かないので仕方なく病院に行きました。すると、診察の結果脊柱管狭窄症と診断され、診察後にリハビリを受けるように勧められたので、おしりを突き出し、左足を引きずりながらヨタヨタとリハビリコーナーに歩いて行きました。
リハビリコーナーは土曜日ということもあって沢山の方々でいっぱいで、椅子に座って順番を待っておられる方もたくさんおられました。ただ、私を除いては皆かなり年配の方々のように見受けられました。
しばらく本を読みながら順番を待っていると、私の担当に決まったMさんが呼びに来られました。私がリハビリの台の上に仰向けになると、Mさんは私の太い足をもんだり、身体のあちこちを押したり、曲げたりしながら、「ここは痛くないですか」「ここはどうですか」と私の痛みの原因を探ろうと一生懸命接してくれました。
彼が力を使って足や腰をもんだり、押したり、引っ張ったりしている姿を見ているうちに、こんなことをしていたら疲れて、日に幾人もリハビリできないんじゃないかと思い、「1日に何人ぐらいのリハビリをされるんですか」と聞くと「10数人ですね。」との返事。
こんなのを10数人もしていたら、疲れて続かないんじゃないかと思い、その旨聞いてみると、「力はそれほど入れてないですよ。鹿児島の一番トップの方は60代の方ですよ。」と教えてくれました。
彼の熱心さと、足の痛みやしびれがどこから来ているか、どうしたら痛みが和らぐか等聞いているうちに、レントゲンやMRIをとっても小さい神経は写らなくて、原因を特定するのが難しいと聞いていたので、リハビリが一番いいのではないかと思い、彼を信頼してみることにしました。
それから、休日以外はほぼ毎日リハビリに通い彼の施術を受けました。彼もよく勉強していて毎回、的確なアドバイスをくれました。最初は寝る前に痛み止めを4錠(ほかの病院では少し多すぎではと言われた)飲んでいましたが、それでも痛みは余り和らがなかったのが、一ヶ月もするとリハビリによって痛みもどんどん和らいできて、その内痛み止めを使わなくてもぐっすり眠れるようになってきました。
痛いときは礼拝賛美もメッセージも椅子に座ってしていたのが、今では以前のように立って賛美し、立ってメッセージをすることができるようになり、歩く方もほとんど以前の状態に回復してきました。
今は健康でいることのありがたさを痛感し、元気に歩き回り、立ってメッセージ出来ることを心から感謝しております。あとは前向きに考え日々喜んで生活したいと思います。
心に喜びがあれば顔色を良くする。心に憂いがあれば気はふさぐ。箴言15:13
親切なことばは蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする。箴言16:25
陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす。箴言17:22
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