今年も皆さんに感謝
~病気に見舞われた1年~
また、1年が過ぎ新しい年を迎えようとしております。なんだか、年を重ねるごとに1年が過ぎるのが早くなってくるように感じます。あわただしく1年1年が過ぎ去って行くのは、ただ忙しさの中で、物事をこなす為に走り続けているからかもしれません。
昔は毎年12月になると、決まって亡き母から「家計簿兼日記の付いた主婦向けの本を買ってきてくれないか」と頼まれて、買いに行っていたのを思い出します。
しかし、今年はその母のことを思い出しながら、自分のために来年の日記帳と手帳を買いに行こうと思っています。
今年も過ぎし1年を振り返ると、5月から6月にかけて生まれて初めての病気入院を体験しました。元気だ・元気だと自負していただけに、大変ショックでした。
症状としては、まず手がしびれるようになり、そして字がうまく書けなくなってきました。それでも肩こりの酷いのぐらいに思っておりましたら、今度は物が二重に見え始めたので、眼科を訪ねたら、すぐ脳外科に行くように促され、河井脳神経外科を紹介されました。
脳外科に行くと脳幹梗塞の疑いありで、そのまま入院との宣告を受けました。病気入院なんてしたこともないし、そんなつもりで来ていないので、どうしたものかと思案していると、いつの間にか入院の手続きが取られ、気が付いたら診察台に乗せられ、ベッドの上の人となっていました。
ただ、私の入院のニュースを聞いた教会員をはじめ、多くの教会のたくさんの人たちが私の癒し・健康回復のために真剣に祈って下さったお陰もあって、予定より早く回復し退院することができました。
この度の入院で院長先生やたくさんの看護師さんたちの優しさと温かい愛のこもった看護に触れ、素敵な人々とお知り合いになれたことはとても感謝なことでした。また、今も月1で通院しているので、その時の方々にお会い出来るのを楽しみに出かけております。
それから、10月から11月にかけて、背中からお尻そして左足に痛みとしびれが走るようになり、ついにはその痛さで夜飛び起きるようになり、横になって寝ることができず、座ったままで眠ることもありました。
しかし、この痛みもその内治ると思って我慢していましたが、どんどん酷くなり、礼拝メッセージも立ってできなくなり、座ってしなければいけないほどになって、ついに近くの病院に行って診てもらうことにしました。
診察の結果は脊柱管狭窄症とのこと、酷くなったら手術も覚悟しないといけないところでしたが、この時も教会員や知り合いの教会の牧師先生方のお祈りと、献身的なリハビリ治療によって奇跡的に回復し、今では普通に生活できるまでになりました。
今年は残念ながら二つの大病をして妻をはじめ家族・教会員、そのほか沢山の方々に大変なご心配とご迷惑をかけてしまいましたが、そのこともあって皆さんの優しさに接し、愛されている喜びを体験でき、幸せを実感した1年でもありました。
来年は私が皆さんに今年受けた愛をお返しする年にしたいと思っております。
あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞い、・・・
『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』マタイ25:35・・40
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