本読みのボランティア 2
~みんなもできる?…うんできる~
先日の小学校での本読みのボランティアは1年生のクラスを担当することになりました。それで今回は、「かっちゃんのやきゅう」という紙芝居を持って行きました。
読み始める前に「みんなは野球をやったことはある?」と聞きましたが、みんな「ない」との返事、それでは「ソフトボールをしたことはある?」と聞いてみましたが、まったく反応はりません。
私たちが小さいころは、学校が終わると、すぐ学校の校庭に集まって野球やソフトボールをして、毎日ボールが見えなくなるような、かなり遅い時間まで遊んでいました。あの当時、野球やソフトボールをしない子は誰もいなかったように思います。
彼らにとって野球とはプロ野球や高校野球で、見て楽しむもののようでした。まだ小学1年生だからしょうがないかなと思いながら、紙芝居を読み始めました。紙芝居は本当にあった出来事で、その現場はある幼稚園の広場の様です。
内容はお友達が楽しそうに野球をして遊んでいるのを見て、自分もやりたいと思ったかっちゃんが、「僕も仲間に入れて~」と言ってくるところから始まります。
しかし、かっちゃんは赤ちゃんの時、病気で歩けなくなっていたので、みんなのところまで這って行かなければならない状況だったのです。
それでも、子供たちはかっちゃんも一緒に遊べるように、工夫してかっちゃんがバッターボックスに立つときは、低いボールを投げてあげて、打ったらかっちゃんの代わりにキャッチャーの子が一塁目がけて走って行き、かっちゃんが這ってくるのを待っててあげるという新しいルールを作って遊びました。
かっちゃんはみんなと一緒に遊べたことをとても喜びました。幼稚園の先生もみんなが楽しめるように新しいルールを作って遊んだ子どもたちを誉めました。
みんな真剣なまなざしで紙芝居を見てくれました。読み終えた後、「みんなならどうする?『かっちゃんには無理、邪魔になるからあっちに行って』とか、『かっちゃんはできないから応援してていいんだよ』とか言わないかな?」というと、みんな「そんなことは言わない。自分たちもかっちゃんと一緒に遊べるようにする」と言ってくれました。
「みんなもかっちゃんの気持ちになってくれてありがとう。」と言って、私の本読みを終えました。帰りに私が「また来るからね~。」というと「また、来てね~。」と手を振って返してくれる子もいました。
これで、今年の本読みも最後でしたが色々な学年の子供たちと交流できて、1年間楽しい時を過ごせて感謝でした。
それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。これが律法であり預言者です。マタイ7:12
朝、子供たちの登校の見守りをしている時、1年間に数人転んでけがをする低学年の子たちがいます。そのために、教会の玄関にティッシュやカットバン、消毒液などを準備していて、すぐ治療をしてあげた後「学校に着いたら、保健室に行ってちゃんと治療してもらってね。」と言って送り出していました。
それが、この頃は通りかかった上級生に治療道具を渡してお願いすると優しくちゃんと治療してくれるようになりました。男の子も女の子もみな優しい子ばかりです。私は見守りを続けられるのでとても感謝しています。

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