家族と皆さんに感謝

公開済み 2月 25, 2018 by 管理人 in アドナイ・エレ

~皆様のおかげです~

今世間は平昌オリンピックの話題で持ちきりです。今回日本のメダルの数は歴代の冬季オリンピックの中で最高の数になったということです。残念ながら日本では、今まで冬季オリンピックは夏季オリンピックに比べて盛り上がりに欠けるところがあったように思いますが、今年はそうではなさそうです。

夏季オリンピックへの出場選手は大企業のスポンサーがついて、経済的に比較的に恵まれている傾向があるように思われますが、冬季オリンピックの方は、人気が低く一部の有名選手を除いて、多くの選手が経済的な支援の乏しい中を戦っておられます。それだけに支援者や周りの協力者に対する感謝の思いは強いように思われます。

スピードスケート1000mで銀メダル、500mではオリンピックレコードで圧巻の強さを発揮して金メダルを獲得された小平奈緒選手は大学卒業後、支援してくれる会社がなくて困っていたところを地元の病院が、地元の有望選手をつぶすわけにはいかないと支援を申し出てくれて、それで競技を続けて来られました。

したがって、彼女がメダルを取った時の喜びのインタビューは自分一人で取れたものではなく周りの協力者・支援者のおかげですと、支えてくださった方々や応援してくださった方々への感謝の言葉に実感がありました。

また、同じくスピードスケートの団体パシュートで金メダル、1500mで銀メダル、1000mで銅メダルを取られた高木美帆選手(日本体育大学助手)は、中学時代スケートをすることで親に負担をかけるとの思いから、3年間・毎朝2時間新聞配達をしてから学校に通っていたということです。

また、彼女の高校時代の先生によると、高校時代はすでに日本を代表する選手になっていたので、世界各地で行われる大会への出場のため学校の授業の3分の1ほどは出られなかったにもかかわらず、成績は常にトップクラスを維持していたということでした。彼女が転戦先でも学生の本文の勉強を怠らなかった証しだと思います。

小平奈緒選手のように苦労した分だけ周りへの感謝や心遣いができるようになり、高木美帆選手のように親への感謝の思いがスケートだけでなく、学業でも常にベストを尽くせるようになるのかなと思います。

話は変わりますが、先日教会のTさんが国立大学への合格が決まりました。彼女の高校時代3年間の努力の成果だと思いますが、彼女は私に対して「先生お祈りありがとうございました。」と感謝の意を示し、他の方々にも感謝の言葉を述べていました。

私が大学に入るときには、自分で勝ち取った権利みたいに考えて当たり前に入学していたように思います。しかし、合格するまで家族や周りの人々の協力や支援があって入学することができることを思うと、家族や周りの人々に感謝することはとっても大切なことであると思わされました。

大学に行きたくても行けない人もおられる中、今年大学に入学される方々はかつての私のように行けて当たり前ではなく、送り出してくださり背後で支援してくださる親御さんに感謝し、やがては恩返しをするつもりで充実した学生生活を送ってほしいと思います。

知恵のある子は父を喜ばせ、愚かな者はその母をさげすむ。箴言15:20、

キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。コロサイ3:15

ふたりはひとりよりもまさっている。ふたりが労苦すれば、良い報いがあるからだ。どちらかが倒れるとき、ひとりがその仲間を起こす。倒れても起こす者のいないひとりぼっちの人はかわいそうだ。また、ふたりがいっしょに寝ると暖かいが、ひとりでは、どうして暖かくなろう。もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。伝道4:9~12

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