妻の誕生日
~ タッチパネルオーダー なかなか慣れない~
妻の誕生日をお祝いしようと、市街地のファミリーレストランに行きました。11時開店を目がけて行ったので、店には5分前ぐらいに到着しました。まだ店は開店準備中だったので、入り口の待合所で待つことにしました。
私たちの前にかなり高齢お爺さんを連れた息子さんの一組だけ来て待っていました。早速、妻はその方に語り掛けます。妻は知らない人でも気さくに話しかけますが、クリスチャンになる前はそんなことは想像もできないような人でした。
その方は、介護施設に入居しているお父さんを週に一度連れ出して、ここでお食事をすることにしておられるという事でした。殆ど分からないようなお父さんを、かいがいしく介護しておられる姿には感動しました。
まもなく、開店しましたが、お爺さんはすぐには動けないので、私たちが先に入り、席に着きました。店員さんはお茶を持って来てくれましたが、食事の注文はタッチパネルでするようになっていました。
さて、メニューを見ると、ファミレスなのでそんなに高くはありません。妻の誕生日なので奮発して彼女のために1300円の『寿司定食』をタッチパネルで注文しました。私はこの頃よく『チキン南蛮』を注文するので、メニューを見て探すとありました。それも『寿司定食』より少し安い値段だったので、今日は妻の誕生日だから丁度良かったと思って、慣れないタッチパネルを何とか操作して注文しました。
妻が「お薬を飲むのに、水はないのかな」と言ったので、水を汲みに行きましたが水を汲むところはなく、ドリンクバーしかありません。丁度、入店時に話していた息子さんがドリンクバーを注ぎに来られていたので、彼ならお店の事情をよく知っておられるだろうと、「水を汲めるところはないのですかね。」と聞いてみました。
すると、彼が奥の店員さんに声を掛けて下さったので、店員さんがテーブルまで水を届けて下さいました。
やがて店員さんが料理を運んで来て下さり、「お二人の料理にはドリンクバーが付いていますので、どうぞご利用ください。」と言われました。ドリンクバーは注文しないつもりだったのに、料理にドリンクバーがついているんだったら、水だけでなくコーヒーだってジュースだって自由に飲めるんだと思いました。
そして、並べられた料理を見ると私の『チキン南蛮』がすごく豪華に見えます。実際、白めしが釜めしに代わっていたりしています。普段、メニューより現物が見劣りすることはあっても、現物の方が良くなっているなんてまずないので、1番に入店したのでサービスしてくれたのかなと思いながら、美味しくいただきました。
そして、持ってこられた請求レシートを見ると、私の料理の方が400円も高いのです。「エエッ、なぜ?」と思って、再度タッチパネルを調べてみると、確かに豪華な『チキン南蛮』が他にありました。「なるほどね、そりゃそうだ。」と納得しながら、「私の誕生日みたいになってしまったね。」と言いました。
鹿児島のファミレスもタッチパネルオーダー式に変わってきて、注文するのも一苦労するようになりました。しかし昨年、旅行先で入ったファミレスでは、注文だけでなく料理を運んでくるのも、帰る時の清算もすべて機械だったので、私たち高齢者にはなんだか寂しく感じられました。
私の適当さが今回の失敗に繋がりました。今後、気を付けたいと思います。
小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。ルカ16:10

No Response to “妻の誕生日”