お嫁さんの日 7月第2日曜日
~子育てに奔走するお嫁さん~
佐多多視子
次男のお嫁さんは小2、年中さん、そして1歳の3人のお母さんです。毎年夏休みを利用して実家の霧島市に帰ってきて、日曜日には孫たちを連れてうちの教会で一緒に教会学校と礼拝に出席するのですが、昨年はちょうど台風で来ることができませんでした。もう来年(今年)の夏休みにしか会えないんだと思っておりましたら、お嫁さんのお父様が11月にお亡くなりになられ、その葬儀の折に次男家族に会うことができました。
待ち時間の間、孫達はいとこ達とお話しながら折り紙やお絵描きをしていました。小2のお兄ちゃんは折り紙でお相撲さんを作り、紙土俵の上でお相撲をさせていました。彼らのおしゃべりの声を聞きながら、主人と「可愛い声だね~」と言いながら孫達の遊ぶ姿を見ていました。
お嫁さんがお茶を入れてくれて、「小2の長男と年中の長女が1歳のMちゃんをお風呂に入れてくれるんですよ。」と言っていました。えっ、大丈夫なのかしら?と思いましたが、後で考えてMちゃんをベビーバスに入れる時にお手伝いしているということなのでしょうと思いました。
お嫁さんのお母様はご主人を亡くされた悲しみの内におられ、痛々しくて声を掛けられませんでした。また、孫を3人産んで育てている立派な娘さんに育てて下さったお父様にも心の中で感謝しました。
何よりも今度は一体いつ会えるんだろう、3男の結婚式の時かしらと思っていたのに、次男家族に会えて、みんなの元気な姿を見られて、そういった意味ではよかったです。
長男Nのお嫁さんもまた小6、小4、それに年中さん3人のお母さんです。昨年、主人が入院して長男が帰鹿した時、彼にお嫁さんにプレゼントする洋服を一緒に選んでもらいました。「これとこれではどっちが良いかなぁ?」と聞くと、彼が「う~ん、こっちは着ないなぁ」、「では、これとこれでは?」と言うと、「う~ん、こっちかなぁ?」と答えるので、それを買って送りました。
お嫁さんからお礼の電話があった時、「Nに選んでもらったのよ」と言うと「え~!」と嬉しそうな声が聞こえました。自分の服にも興味がない人がお嫁さんの洋服の見立てをしたことへの驚きと嬉しさの声でした。8月に家族で来鹿した時、お嫁さんはそれを着てくれていました。
また、前回(3月)にあった時、私が、「この人達(孫)は、良い家に生まれたけど、結婚相手をしっかり見極められるように育てないとね」と言ったら、お嫁さんが「どこに生まれるかより、誰と結婚するかですよね」と言いました。後でお嫁さんに「さっき、ああ言っていたけど、あなたのお父さんも、お母さんもクリスチャンで、良い娘さんに育てていただいたので、どこに生まれるかも大事よ。」と言ったら、「そうですね」と言っていました。孫達にも幸せになって欲しいと思います。
実を言うと、長男のお嫁さんの名前と次男のお嫁さんの名前を最初の数年よく間違えていました。それで心の中で、この人はKさん・Kさんと何度も言いながらお話をしていました。ご両親が「キリストのかおり」を放つようにと折角付けられた素敵なお名前なのに、間違えたら申し訳ないです。
二人のお嫁さんとも3人の孫達の子育てに奔走し、みな良い子達に育っています。
見よ。子どもたちは【主】の賜物、胎の実は報酬である。若い時の子らはまさに勇士の手にある矢のようだ。幸いなことよ。矢筒をその矢で満たしている人は。彼らは、門で敵と語る時にも、恥を見ることがない。詩篇127:3~5
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