町内一斉清掃

公開済み 8月 12, 2018 by 管理人 in アドナイ・エレ

~毎度ありがとうございます~

毎年、8月第1日曜日は朝7時から1時間、夏の町内一斉清掃日になっています。以前は小学校に集まり出欠を取り、注意・案内があってそれぞれが自分の班内の清掃に分かれていました。しかし、近頃は学校集合がなくなり、時間が来たら各自自分の家の周りの清掃をするように放送が流れます。

清掃日の前日、教会の駐車場のコンクリートの間から生えでた雑草を向かいの班のご夫婦が草刈機で刈って、それをゴミ袋に集めてくれていました。(教会駐車場は県道を隔てた向かい側にあるので、お隣の班に含まれます。)それで私が、教会の方から「ありがとうございま~す。ところで、清掃日は明日なのにどうして?」と声をかけました。すると、「日曜日は仕事でできないので今日のうちに少しでもやってしまおうと思ってね。」と返事が返ってきました。

このご夫妻だけでなく、他のところからも草刈機の音が聞こえてきます。日曜日に出席できない人が自主的に前日に清掃をしておられるのです。毎回清掃日の前になると同じような光景が見られます。別に、朝の貴重な時間に小学校に集まって出欠を取らなくても、このような素敵な人々が町の美化に関わってくれているので大丈夫です。

当日は私も一斉清掃の時しか履かないGパンと薄いデニムの長袖シャツ、頭からタオルとその上に帽子をかぶり完全装備で教会横の県道に沿って続くアスファルトの歩道に生えでた草取りを始めました。軍手で引き抜けるものは引き抜き、抜けないものは釜で根っこから刈り取ります。

刈り取った草は道端に置いたまま、どんどん先に進んでいきます。草刈機で刈って行くのと違って、なかなか時間がかかります。向かいの班の清掃は殆ど終わっているのに、私はまだまだ掛かりそうで焦り始めます。

すると、向こうの班の子どもたちとお母さん方が県道を渡って来てくれて、私が刈り取った草をゴミ袋に詰めてくれ始めました。「ありがとうございま~す。」と声をかけペコリと頭を下げました。実はこれは毎回のことなのです。有り難くて心から感謝しております。

私の班はJRの駅の周りが中心なので、少し外れた教会の裏側の県道までは手がまわらないようで、いつも一人でしているので、お隣の班の協力は大変助かります。おかげで予定より幾分早く終えることができました。また、礼拝前あまり疲れないで済みました。

教会の周りの人々には、何時も助けてもらい感謝しております。神様は私たちがした親切を全て覚えておられると言われます。私も喜んで仕える者になりたいと彼らから教えられます。

あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです。』

すると、その正しい人たちは、答えて言います。『主よ。いつ、私たちは、あなたが空腹なのを見て、食べる物を差し上げ、渇いておられるのを見て、飲ませてあげましたか。いつ、あなたが旅をしておられるときに、泊まらせてあげ、裸なのを見て、着る物を差し上げましたか。また、いつ、私たちは、あなたのご病気やあなたが牢におられるのを見て、おたずねしましたか。』

すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』マタイ253540

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