思いを変えよ
~夢を持って常に挑戦~
先日、お風呂に入ろうとした時、左足のすねに血がにじんでいるのを見つけました。どうやら、どこかにぶつけたみたいですが、どこでやったかどうしても思い出せません。そして、今まで全く痛さを感じなかったのに、傷を見て以来、なんだかズキズキ痛んでくるようになりました。
どうしてこんなことが起こるんだろう。傷の存在を知らないときは全く痛いなんて思わなかったのに、今更どうして・・・?たぶん、思いが傷に行ってしまい痛いはずだと勝手に思い込んでいるのだろうと思います。
以前、次のようなことを聞いたことがありました。ボクシングの選手が試合で同程度の傷を負っても、判定ででも勝ったときは数日で治るのが、負けたときは治るのに数週間かかるというのです。
どうやら、私たちの思いは肉体にも大きな影響を与えているように思われます。すなわち、私たちが肯定的な思いを持つと肉体に好影響を与え、否定的な思いに縛られると肉体のダメージを倍増させることになるのでしょう。
このようなことを思いめぐらしていると、随分昔読んだある実験を思い出しました。それは、桶の中に水を溜めてカエルを泳がせます。それに蓋をしておくと、カエルは最初必至で泳ぎますが、数時間で諦めて死んでしまったそうです。
しかし、一方蓋を開けておくと数日たっても生きていたということでした。つまり、希望があると力が出て、前向きに努力できるのですが、それが見えないとすぐ諦めておぼれてしまうようです。このことから前向きな思いが身体に力を与え、否定的な思いが絶望を招くことが推測できます。
心に喜びがあれば顔色を良くする。心に憂いがあれば気はふさぐ。悟りのある者の心は知識を求めるが、愚かな者の口は愚かさを食いあさる。悩む者には毎日が不吉の日であるが、心に楽しみのある人には毎日が宴会である。箴言15:13~15
先日、私が教会でちょっとした勘違いをし、失敗した時、教会員のMさんに「私もどんどん年とってこんなことが多くなるから、そのつもりでね。」というと、Mさんから「先生、否定的な考えを持ったらいけませんよ。」と言われてハッとしました。いつも私が言ってることを逆に言われて恥ずかしくなり、反省しました。
私たちはいくつになっても常に希望をもって、前向きで・生産的・建設的な考えを持ち続け、それを積極的に告白していくようにしていくべきだと思います。夢や希望は私たちが困難な状況の中にあっても、努力する力と、忍耐し耐える力を与えます。
高校野球の部活でも、毎日真っ黒になって白球を追いかけ、苦しい練習に耐えられるのは、甲子園という大きな夢と希望があるからでしょう。
私も夢をもって挑戦している若者たちに負けないよう、常に聖霊の力による望みに溢れて、残る人生を駆け抜けられたらと思います。
どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。ローマ15:13
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